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AMPとは?
AMPとはモバイルページを高速表示させる為の方法のことです。
GoogleとTwitterが共同して作ったオープンソースのサービスとしてプロジェクト運営されています。
目的は、モバイルユーザーの体験向上を目的としています。
AMPという呼称は最初、プロジェクトの名前として呼ばれていましたが、現在ではAMPHTMLを指す場合の方が多いでしょう。
AMPが発表された当初は、一部のトップニュースのみに収まっていたAMP対応ページですが、現在では、通常の検索ワードの表示にも適応されている場合も多いです。
検索ワードによっては、1ページ目全ての検索結果がAMPページなんてこともあります。
AMP対応ページを判断する時には、検索結果のURLの横に雷のマークが付いているものがAMP対応ページだと判断することができます。
なぜAMP対応ページは高速表示されるのか?
AMPページはAMPHTML、AMPJS、AMPCacheの3つから形成されています。
AMPページは方針として、読み込みに時間をかけさせないという点を重点に置いて、作成されています。
AMPCacheというシステムは、いちいちサイトページを読みこむことのないようになっている為ページを高速表示できる仕組みになっています。
アフィリエイト報酬を上げることとAMP対応にはどんな関係があるのか?
アフィリエイト報酬を上げるにはこのASP対応が必須になってきます。
それは、スマートフォンの普及により、モバイルユーザーが爆発的に増えている為です。
Facebook、Twitterのモバイルユーザーの割合は約60%と言われています。
ですから、約半分以上のユーザーがモバイルからのアクセスということになります。
スマホ保有率が70%を超える日本では、更に多くのモバイルユーザーがスマホからアクセスして来ると予想されます。
これからは、スマホのユーザー向けにいかにユーザーファーストのコンテンツを作っていくかが、重要になってきます。
読み込みに時間がかかるとページは読まれない
読み込みに3秒以上かかると約40%の人がサイトの閲覧を諦めると言われています。
モバイルユーザーはそれ以上に閲覧速度に敏感です。
AMPページは約4倍の速さで表示され、データ量も10分の1に抑えることができます。
モバイルユーザーが主流の現代では、ページが読まれないということでユーザーが離脱してしまうことが多くあるのです。
ページが読まれなければ、アフィリエイトは成約しません。
AMP導入のデメリット
AMPの導入にはメリットばかりではありません。
導入するにあたって、デメリットを知っておかねばなりません。
【制約が多い】
AMPはHTMLやPWDなどの知識がないとまず導入できないという難点があります。
その知識があっても、使ってはいけないタグなどがあり、AMPの制約をクリアするようなページを作成するには、高いコーディング技術が必要になります。
ワードプレスの場合は、プラグインを入れて有効化させるだけですが、制約が多くあるので、デザインは今までのものは全て使えないと思った方がいいです。
【AMPが有効なコンテンツでない場合もある】
AMPが有効なコンテンツは、ニュースサイトや料理のレシピといった静的なコンテンツです。
ソーシャルなどのコンテンツは、基本的にAMPに適していません。
しかし、Twitterはプロジェクトに参加している為AMPに対応しています。
【サイトデザインが崩れやすい】
AMP対応するとサイトデザインが崩れやすいという難点があります。
ワードプレスのものを使っても、吹き出し、ボックスなどはほぼ使えなくなってしまったりしてしまいます。
デザインが崩れるということで今まで美しく装飾されていたものが、全て破棄されて滞在時間が短くなってしまうということも予想されます。
まとめ
モバイルユーザーのことを考えてサイトを作っていくことは重要です。
しかし、結果的にそれがモバイルユーザーのことを第一に考えているというよりは、モバイルユーザーのことしか考えていないという動きにも見えます。
上記した課題点も残っていますが、サイトの表示速度が劇的に変わるのは、メリットであるという考え方もできます。