【効果ある?】Twitter拡散サービスの裏側

アフィリエイトやブログ、You Tubeなどをやっている人なら一度は 「バズりたい!」と思ったことがあるはず。

そんなバズらせを代行するのが拡散屋や拡散サービスと呼ばれるものです。
インフルエンサーを起用した企業が行っているものから、ココナラなどで個人が販売されているものもあり、効果はどうなのか?と気になっている方もいるのではないでしょうか?

結論から言いますと、相手のフォロワーの質とあなたが拡散したい物がマッチするかどうか次第です。

拡散サービスの概要

一般的に行われている拡散サービスは、大きく2つあります。
1つは主に企業が行っている「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれるもの。
もう1つがココナラなどで一般の方が行っている「拡散屋」と呼ばれるものです。

インフルエンサーが商品に関した投稿をしてくれる

主に企業が行っているTwitter拡散サービスは、企業が抱えている芸能人やモデル志望の「インフルエンサー」と仲介してもらい、その人達に商品についての投稿をしてもらうことで商品の宣伝となるというサービスです。

インフルエンサー個人のアカウントでつぶやいてもらうため、インフルエンサーのフォロワーにとって、より信頼性や安心感が生まれることでより、高い集客が見込めます。
ただし、効果はつぶやいてくれるインフルエンサーの影響力次第となります。

値段設定は様々で、1投稿何円やインフルエンサーのフォロワー数によって左右されるもの、成果報酬などがあります。

RTやいいねの嵐

一般の方が行っているTwitter拡散サービスとしては「拡散屋」と呼ばれるものが主流になっています。
拡散屋は、個人やチームが所有する複数のアカウントがRT(リツイート)やいいねをすることで、あなたがバズらせたいツイートを拡散してくれるサービスです。

フォロワーにツイートを広めるRTはもちろん、Twitterのアルゴリズムとして、いいねなどの反応数が多いツイートは他者のタイムラインに表示されやすくなるだけでなく、「いいねがたくさんついているから良いものに違いない」と思われ、クリック数などが増える傾向にあります。

RT数のみを保証するものやいいね数とセットのもの、総フォロワー数〇〇万人が拡散!など多種多様なサービスがあります。

一般の方がやっているものは、今や相当数ありますので、詳細が知りたい方はTwitterやココナラなどで「Twitter拡散」や「拡散屋」、「Twitter拡散グループ」などで検索してみると良いでしょう。

Twitter拡散サービスの効果はフォロワーの質や属性次第?

この記事を読んでいるあなたが最も気になるのが「効果はあるのか?」という点でしょう。
Twitterの拡散サービスが成功するかどうかは、相手のフォロワーの質や属性に大きく左右されます。
ここを知らないでいると大きな失敗をしてしまうでしょう。

特に注意しておきたいのが今から紹介する4つなのでしっかりと確認しておいてください。

総フォロワー数は当てにならない!

Twitter拡散サービスの売り文句として使われるのが「総フォロワー〇〇万人」というもの。
総フォロワー数と書いてある通り、複数のアカウントのフォロワー数の合計ということです。

つまり、同じフォロワーがいても重複して数えられている可能性があるということです。
特に、運営しているアカウントが同じような属性であれば、重複して数えられている可能性はかなり高いでしょう。

また、Twitterのフォロワー数は一種のステータスになることから、「相互フォロー」というお互いにフォローし合うことでフォロワーを増やすユーザーも多くいます。
この相互フォローを使えば、誰でも簡単に1000人程度であればフォロワー数を増やすことができてしまうのです。

実際に、筆者も「フォロワー1000人獲得タイムアタック」というものをやったところ、わずか2日で1000人のフォロワーを獲得することができました。

「総フォロワー数」が膨大であれば「バズりそう!」となってしまいますが、それはみせかけの可能性があります。
さらに次に解説する「フォロワーの質」という点を考えるとなおさらフォロワー数は当てにならないとわかるでしょう。

特に、フォロワー数で値段が決まるとなれば、より注意して確認しておくべきことがらです。

拡散サービスにおける最重要事項フォロワーの質

Twitter拡散サービスを利用する上で最も大切なのが、相手の「フォロワーの質」です。

Twitterには、様々なアカウントが存在します。
あなたのように自社製品やサイトをPRするために運用しているアカウント、自動投稿を繰り返す「bot」と呼ばれるようなアカウント。

今挙げたようなアカウント郡は、PRしたとしても成果が見込めないことは、みなさんもわかるかと思います。
逆に、趣味についてのつぶやきを活発に行う個人が運用しているアカウントにPRすれば成果が見込めそうですよね?
これが「フォロワーの質」です。

相互フォローなどでフォロワー数を増やした場合、地道に育てたアカウントに比べるとエンゲージメント率が低くなる傾向があります。

実際に先程紹介した相互フォローでフォロワー数を1000人まで増やしたアカウントと筆者の日常的に使っているアカウント(フォロワー数543人)のツイートの閲覧数や反応数を比べてみました。

相互フォローでフォロワーを増やしたTwitterアカウントを分析してみた

すると、閲覧数やいいね、RTなどの反応数は圧倒的にフォロワー数が多い相互フォローで増やしたアカウントが多かったです。
しかし、閲覧数と反応数の割合(エンゲージメント率)を見ると筆者の弱小アカウントの方が良かったのです。

アフィリエイトブログやYou TubeをTwitterで宣伝しようと考えると、URLをクリックしてもらうことが重要であり、いいねやRTだけ増えても意味がないです。
そのため、サービス提供者のフォロワーの質というのが大切 になってきます。

属性の違う人に宣伝しても意味がない

フォロワーの質と同様に属性も重要です。
例えば、男性向け商品を宣伝したいのに、女性人気の高いインフルエンサーに拡散してもらってもあまり効果は得られないでしょう。

フォロワーの質と同時に自分が宣伝してもらいたいものをどんな層に届けたいのか?を考える必要があります。

費用対効果も考えるべき

なんのために、あなたは拡散サービスを利用しますか?
「フォロワーが増えればそれで良い?」
「いいね数で承認欲求が満たされればOK?」

アフィリエイトをやっているのならば、収益に繋げることが目的なはずです。
いくらバズったとしても費用がかかって回収できなければ意味がありません。

費用の回収の仕方についても、短期的に収益を上げたいのか、継続して読者が増えて長期的に回収できれば良いのかで変わってきます。

読者を誘導したところで、購入を効果的に促す記事はあるのか?
使った費用をどう回収するのか?といった点も考えていなければ、 拡散サービスを使ったところで結局赤字になってしまう可能性もあります。

ご利用は計画的に

Twitter拡散サービスは、今や企業が行うものからココナラなどで一般の方が提供するものまで様々あります。

その中で効果が得られるか気になる方は、サービス提供者のフォロワーの質や属性を考えながら、宣伝費用に対して見込み客はあるのか?収益は上げることができるのかを考えなければなりません。

バズりたいという気持ちは今やほとんどのネットユーザーが持つ夢ですが、ネットでビジネスをする我々がお金を払って行う価値はあるのか?
サービスの質はどうなのか?
しっかりと見極めてから利用する必要がありそうです。

Written by ナナミル

「好きを仕事に」がモットーで運営中のメディア”ナナミル”中心に集まったライター集団です!
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