
アフィリエイトサイトや記事ページの基本カラーは、集客との関連性は低いです。そのため、自分の好きな色で統一しても間違いではありません。しかし、色には人の心理に影響を与えるさまざまな「印象」があります。
配色を間違えることでネガティブな印象を与える可能性があるため、アフィリエイトサイトでは色をも味方につけておく必要があるのです。
そこで、ここでは、サイトの基本カラーを選ぶときに役立つ色の基本や彩度、人に与える印象についてご紹介。美容・健康系アフィリエイトサイトの基本カラーの参考になる、ジャンル別のおすすめのカラーを事例も一緒に見ていきましょう。
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ポイントは「基本となる色」と「彩度」
サイトの印象を決める色は、大きく「暖色」「寒色」「中性色」の3つに分けることができます。それぞれのイメージをインプットしておくことで、より効果的にアフィリエイトサイトの見栄えがアップし、商品をより魅力的に見せられるようになります。
【暖色】赤、ピンク、オレンジ、黄など 女性的で明るい印象を与えるのが暖色の特徴です。注意や注目してほしいときにも使えます。
<色のイメージ>
・注意、危険
・派手
・情熱的
・元気
・温かみ、安らぎ
・活発
・楽しい
・陽気、軽快
・幸福感
・甘い
・ロマンティック、恋
・かわいい
【寒色】青、青緑や青紫といった青みがかった色など 寒色は冷たい印象を与えやすいですが、落ち着きを与えてくれるカラーで、うまく活用すれば清潔感や知的な印象を与えることもできます。
<色のイメージ>
・寒い、涼しい
・冷たい
・憂鬱(ゆううつ)
・クール、清涼感
・落ち着く
・誠実
・知的
・清潔感
・男性的
【中性色】黄緑、緑、紫、無彩色など 暖色と寒色のいずれにも属さない色が中性色です。色によりますが、次のようなイメージがあげられます。
<色のイメージ>
・やすらぎ、癒し
・生命力
・健康
・再生
・回復
・若さ、フレッシュ
・平穏、平和
・エキゾチック
・神秘
・上品
・高級
・優雅
美容・健康系サイトの場合、サイトやページのベースとなる色を選び間違えると、商品のファーストインパクトに大きな影響を与える可能性があります。そのため、伝えたいことや表現したいイメージにあったカラーを選ぶことが大切です。
https://iro-color.com/episode/about-color/black.html
【彩度】

彩度もサイトの明暗を分ける大事な要素です。重要なポイントをおさえてもらいながら読み進めてもらうためには、彩度をうまく活用する必要があります。
彩度は、高いほど派手(鮮やか)な印象となり、低くなると地味な(にごった)印象を与えます。彩度の高い色ばかりで構成するとどれも目立ってしまい、本当に大事な部分が埋もれて読みづらくなるため、彩度でメリハリを作り、大事な部分を上手に目立たせる配色をすることが大切です。
コスメにすすめのカラー
女性らしいアイテムである、グロスやマスカラなどのコスメ系は、赤やピンク系カラーを使ったWebサイトが多いです。もし、アフィリエイトでコスメを紹介するのであれば、暖色系の赤やピンクをベースにするとよいでしょう。大人っぽさを演出できるアイテムなら「赤」、かわいい系のアイテムなら「ピンク」がおすすめですよ。
例)dejavu(マスカラ)

例)PLUMP PINK(美容液リップ)

制汗剤、日焼け止めにすすめのカラー
制汗剤や日焼け止めは、日差しや元気な印象を与える黄、爽快感を連想しやすい青がおすすめです。
例)ANESSA

例)SEA BREEZE

天然成分配合、薬用系におすすめのカラー
天然成分や薬用系のアイテムは、白のベースカラーに、「自然」「健康」のイメージがある緑系、フレッシュな印象を与える黄・オレンジのカラーをアクセントにしているWebサイトが比較的多いです。
例)モンダミン

例)SOMALI

スキンケアアイテムにおすすめのカラー
スキンケアアイテムは、「優しい」印象にしてくれるパステルグリーンやフェミニンな印象のパステルピンクといったパステルカラーがおすすめです。うるおいのある艶やかな肌にしてくれるアイテムであれば、艶感を連想させるゴールド系やみずみずしい肌をイメージさせる水色もよいでしょう。
例)NOEVIA 99+

例)DOLTIER

例)Pure Sesame

例)hadalabo

まとめ:商品イメージ×ユーザー視点でページの基本カラーを選ぼう
ファーストインパクトでネガティブな印象を与えてしまうと、どれだけ魅力的な記事であっても、内容を読まずに離脱してしまう可能性が高くなります。配色によってユーザーの読もうとする気持ちを邪魔しないためにも、商品イメージにカラーをユーザー視点で選び、彩度をうまく活用してメリハリのあるサイトに仕上げましょう。