【初心者向け】Googleの評価とユーザビリティの向上に重要な3つのhtmlタグ

Googleの検索エンジンに、自分のサイトのポイントを理解してもらおう!

初心者にとって、「何をすればよいのかわからない」となりがちなSEO対策。ここでは、さまざまなSEO対策の中からhtmlに注目し、初心者だからこそ知っておきたいSEOの成果に関係する3つの重要なhtmlタグを厳選してご紹介します。

Googleの検索エンジンに自分のサイトのポイントを理解してもらうために重要なhtmlタグは、結果的にユーザビリティの向上にもつながるhtmlタグであることが多いです。しっかりとマスターしてサイト内に活かし、検索結果の上位を目指しましょう。

「hタグ」は閲覧者の視認性UPとGoogle検索エンジンへのアプローチに有効

hタグは、ページの構成に欠かせないhtmlタグです。通常のテキストよりも大きく表示させることができ、閲覧者に自分が伝えたい内容を視覚的に気づかせることができます。

また、適切な見出しの設定は、Googleの検索エンジンがサイトのコンテンツを理解するのに役立ちます。キーワードを盛り込んだ見出しを設定しておくことで、そのページの重要な内容だとGoogleの検索エンジンにも認識してもらえるためです。

もっとも重要度が高い見出しは「h1」です。数字が大きくなるほど文字の大きさが小さくなり、もっとも重要度が低いのが「h6」まであります。

hタグ

【使うときのルール】

  • 重要な見出しからh1、小見出しのh2というように順番に使う
  • 見出しタグのサイズは不規則に変えない
  • 見出しを入れすぎない

見出しタグは適度に使うと視認性が高まります。しかし、多くなりすぎると1つのセクションがどこまでなのかが分からなくなり、逆に見づらくなるので注意が必要です。

以下の例ように1つのセクションの中で小見出しをうまく使いながら、適切に見出しを設定しましょう。

h1:美容成分
┣ h2:肌にうるおいを与える成分
┣ h3:セラミド
┗ h3:ヒアルロン酸
┗ h2:肌の乾燥を防ぐ成分
┣ h3:アミノ酸
┗ h3:グリセリン

SEO対策では適切なh1タグの設定が必要

以前h1タグを使ったスパムが流行した影響で、h1タグの重要性が低くなったと思っている方も多いでしょう。しかし、現在はGoogleが見出しの使用を推奨しています。h1タグに付いても適切な記述で使うよう呼び掛けているため、以前のようにスパム扱いとなることはありません。ただし、使い方を誤るとSEOの効果が現れにくいため、注意点をおさえて使うようにしましょう。

【使うときの注意点】

  • 見出しは50文字以内が目安
  • 見出し内のキーワードの使用は1回が目安
  • 画像を設定する場合、alt属性で適切なテキストを設定する
  • 1ページ内でh1を多用しない(3回前後が目安)

見出しは長すぎると見づらくなるため、50文字までに抑えるのが理想です。また、1つの見出しの中に何度もキーワードが登場するとスパム扱いされる可能性があるため、原則1回多くても2回までに抑えるようにしましょう。

重要なページをGoogleの検索エンジンに認識させる「canonicalタグ」

重複コンテンツとみなされないために必要なのがcanonicalタグです。canonicalタグをhtmlのhead内に設定して正規ページを指定することで、Googleの検索エンジンにどのページがもっとも重要かを示すことができます。

例)canonicalタグの使用例

  • PC版とモバイル版でURLが異なる
  • 1つのサイトに「httpsとhttp」や「wwwの有無」などのページ(URL)が混在している
  • 同じ商材の容量やカラーバリエーションごとにURLが存在している
  • A/Bテストをしている

上記のようなケースの場合には、SEOの効果を最大限に発揮するためにも、canonicalタグを活用してURLを正規化するようにしましょう。

canaonical

【使用時の注意点】

  • 相対パスではなく、「http」から始まる絶対パスでURLを指定する
  • 指定するのは1つのページのみ
  • 必ずheadタグ内に設置する

サイト内の構造を分かりやすく伝える「パンくずリスト」

パンくずリストは、閲覧者がサイトのどのページを見ているかを視覚的に分かりやすく表示したものです。

以下のように、一般的にはサイト上部の左端に表示されています。

breadcrumbs list

アンカーテキストとしてナチュラルにキーワードを含めることができ、Googleの検索エンジンにもサイトの内容を理解してもらいやすくなるため、SEO対策には欠かせないhtmlタグです。

「サイトトップ>大カテゴリ>中カテゴリ>小カテゴリ」の場合、以下のようにリストタグを使って構成していきます。

breadcrumbs list_tag

パンくずリストを設置してユーザビリティを向上させ、キーワードを盛り込んだテキストで検索エンジンにも分かりやすくサイト内の構造や重要なキーワードを認識させましょう。

まとめ:まずはポイントをおさえた効果的なSEO対策から始めよう

本記事でご紹介した「hタグ」「canonicalタグ」「パンくずリスト」は、Googleの検索エンジンに何が重要なのかを分かりやすく示すためのタグです。「hタグ」と「パンくずリスト」は、視覚的にサイトが見やすくなるため、ユーザビリティも向上してより良いコンテンツにすることができます。

SEO対策として何から始めればよいのかわからない方は、本記事でご紹介した3つのhtmlタグを効果的に設置することから始めましょう。

Written by yokke76

はじめまして!ママさんライターのyokke76と申します。

現在はライターとしてさまざまなサイトの記事を執筆しておりますが、以前アフィリエイトASPでメディアに広告枠の提案をしていたことがあり、アフィリエイトASP視点からアフィリエイターの方のヒントになる情報や記事作成のノウハウなどを発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

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【初心者向け】Googleからの流入を増やすのに重要な2つのhtmlタグ

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