常に市場の変化に対応しなければならないアフィリエイターたち。2021年現在、新型コロナウイルスの猛威により巣ごもり需要が増えWEB販売の業績は大きく伸びていますが、アフィリエイターは度重なるGoogleアルゴリズムのアップデートや続々とWEBに参入してくる企業に振り回されている状況です。
2022年はアフィリエイターにとってどんな年になるのでしょうか?
これまでのGoogleの変化や世間の流れから今後を生き抜く方法をお伝えします。
コンテンツ
Googleはコンテンツの質を最も重視している
アフィリエイターたるものGoogleの動きには敏感になっておきたいところ。Googleはオンラインビジネスのゲームマスターです。彼らの一声でルールは変わり、昨日と今日で状況がまったく違う、なんてことも珍しくありません。
しかし、1つだけ変わらないことがあります。
それは、Googleはコンテンツの質を最も重視しているという点です。
Googleは、「コア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと」として
コンテンツにすべきと以下のように伝えています。
“コア アップデート後にページの掲載順位が下がったとしても、そのページに修正すべき問題があるとは限りません。それでも、コア アップデート後に掲載順位が下がった場合は、何かする必要があると感じることでしょう。そのような場合は、できるだけ優れたコンテンツを提供することに集中することをおすすめします。Google のアルゴリズムでは、コンテンツの品質に基づいて掲載順位を決定しているからです。”
ですが、この「質」というものが難しい。
利用者が何を求めているのか?時代によって変化していきます。
次の章では、今後利用者に求められる「質」について解説します。
2022年はE-A-Tがコンテンツの質として重視されるようになる
コンテンツの質として今後、重視されていくと考えられるのがE-A-Tです。
E-A-Tとは「Expertise(専門性)」、「Authoritativeness(権威性)」、「Trustworthiness(信頼性)」の3つの頭文字を取ったものです。
E-A-Tは、Google【2021年最新版】Googleアルゴリズムのアップデート対策でも伝えたようにGoogleアルゴリズムでも重要視されています。
また、新型コロナウイルスに関するデマがSNSで広く拡散された経緯などからユーザーもコンテンツを利用する上で専門性や権威性、信頼性を気にするようになっています。
専門性を高める方法
コンテンツの専門性を高める方法として、おすすめ商品を伝える記事のみではなく、関連する周辺情報の記事を追加し、情報の網羅性を高める。
また、特化サイトとして1ジャンルに絞り関連コンテンツを追加していくことにより、情報の網羅性が上がることで専門性があるサイトと評価されやすくなります。
さらに、既存の情報だけでなく、新しい知見などを伝えることでサイト独自の情報を提供していることになり、専門性が高まります
権威性を高める方法
権威性を高める方法として、被リンクやほかのサイトなどで引用されたり言及されたりする「サイテーション」を増加させることが重要です。
第三者から評価され、認知されているということで「権威性」が増加します。
昨今、企業サイトが強いと言われるのも認知度が高いためと言えます。
信頼性を高める方法
信頼性を高めるには、誠実なサイト運営と安全性、透明性が重要になります。
具体的に言うと、コピーコンテンツをなくす。
サイトをSSL化することで、サイトの安全性を高める。
プライバシーポリシーや規約に関する記述、運営者情報や企業情報を明記することで、誰が発信している情報なのかを明かすことにより、信頼性が高まります。
SNS戦略も重要
これまで、コンテンツ(サイト)についての対策を伝えてきましたが、権威性や信頼性を上げるためにはSNSも重要な要素になってきます。
今やネットを通じて何にでもアクセスできる「接続性の時代」であり、SNSでサイトやコンテンツが話題になることで、被リンクや第三者からの評価が増えることになります。
また、SNSを通じてサイト利用者と交流することにより、サイト運営者の人となりがわかるようになり、利用者からの信頼性も上がることになるのでSNSを活用することが重要となってきます。
ASPや広告主も進化している
アフィリエイターにとって大きなニュースがもう1つありました。
「GoogleのCookie廃止」です。
当初は、2022年から廃止される予定で2021年6月に2023年まで延期すると発表されました。
アフィリエイト広告などはCookieを用いて、成果を判断していましたので、アフィリエイトはオワコン、脱グーグルが必要など言われていました。
アフィリエイトが機能しなくなってしまって困るのは、アフィリエイターだけではありません。
ASPや広告主も同様に困ります。
そのため、日々ASPや広告主も努力しており、マネートラックでは、ITPやCNAMEといった手段で対応できるようにしており、アフィリエイトが廃止されることはありません。
どのようにして個人が利用者に価値提供できるかを考えることが必要
企業が参入しているなか、企業と競争して専門性や権威性といったもので勝つのは限界があります。
企業ができず、個人だからこそできる価値提供を考えるのが必要であり、それがSNS運営や利用者の悩みに沿ったコンテンツの作成です。
そのためにも、利用者のことを考え、私達にできる最良のコンテンツを提供していくしかないでしょう。