これからアフィリエイト活動をしていく人にとって、意外と悩むのが「名前をどうするか」問題です。
会社で副業が禁止されている人ならば、身バレに繋がる本名での活動は避けたいですよね。
また、不特定多数の目にとまるネットでは本名を使いたくない人も多いでしょう。
アフィリエイト活動はハンドルネーム(偽名)でOKなケースと、本名が必要になる場面があります。
偽名で活動するなら、名前の付け方も重要 です。
今回は本名が必要なケースと、ハンドルネームを決める際のポイントについて解説していきます。
コンテンツ
アフィリエイト活動は偽名でも大丈夫?
一口でアフィリエイト活動と言っても、その種類はさまざまです。
基本的にはハンドルネームでの活動が許されていますが、一部例外があります。
……ブログ、SNS
メールマガジン配信
メールマガジン(メルマガ)の発行には、「特定電子メール法(特電法)」という法律が適用されます。
これはアフィリエイトに限らず、ビジネス目的でメルマガを配信する人すべてに適用される法律です。
「特電法」では、発行するメルマガ内に以下の記載が義務付けられています。
電子メール発行者の本名(または運営会社名)住所
メールアドレスまたは電話番号
もし発行者情報を偽った場合、 一年以下の懲役または百万円以下の罰金が課されます。
身バレしたくない人は、メルマガ以外のアフィリエイトを選ぶべきでしょう。
ただし、ブログアフィリエイトの場合でも、ASPとサーバー契約時に本名が必要です。
ASPやサーバーの契約は必ず本名で!
ブログの運営自体はハンドルネームで行えますが、ASPやサーバーと契約する際は本名が必須です。
特にASPは必ず本名で登録しましょう。偽名や偽住所で登録してしまうと、報酬が受け取れなくなる 可能性があります。
もし偽名で登録するとどうなる?
ほとんどのASPでは登録時に本人確認が無いため、偽名・偽住所でも登録自体はできます。
しかし、売上の振込先口座名とASP登録名が違うと、報酬の支払いが無効 になってしまいます。
せっかく苦労して売上を出しても、水の泡となってしまうのです。
いざという時の本人確認ができないと、アカウントが凍結される可能性もあります。
ASPの登録はしっかり本名で行い、確実に報酬が受け取れるようにしましょう。
フリーメールでの登録は可能?
ASPは「Gmail」や「Yahoo!メール」といったフリーメールでも登録できます。
ただし重要な連絡が届くこともあるので、受信設定はしっかり行いましょう。
ASP専用のフリーアドレスを取得しておくと、管理の面でも非常に便利です。
ブログやSNSではハンドルネームでOK!
ASPやレンタルサーバーの契約さえ済ませてしまえば、ブログやSNSではハンドルネームで活動できます。
ただし匿名・明らかな偽名と分かる場合、信用性が低いと見なされることも。
名前はセルフブランディングの一種としても有効なので、適当に付けるのはオススメしません。
本名っぽいハンドルネームにする
なぜ匿名や偽名だと信用性が下がるのでしょうか。
それは、アフィリエイト活動=ビジネスの一環だからです。
顔(身元)が分からない人間は信用できない、というユーザー心理が働いてしまいます。
個人情報を公開したくない人は、 本名に見えるハンドルネームにすることで、信用性や信頼性が高まります。
「苗字+名前」の組み合わせでハンドルネームを考えてみましょう。
どこにでもある名前、読みにくい漢字は避ける
本名っぽいハンドルネームを付ける際は、「ありがちな名前」を避けましょう。
芸能人やマンガのキャラと同姓同名もNGです。
偽名だとバレやすくなるのはもちろん、SEOの観点からも悪手と言えます。
ユーザーがあなたのハンドルネームで検索した時、同姓同名の競合相手が多いと、情報にリーチしにくくなってしまいます。
ハンドルネームは相手に伝わるものにしよう
差別化をはかるためと言って、読みにくい漢字・相手に伝わりずらい名前を使うのもNGです。
ビジネスの場で名乗っても恥ずかしくなく、かつ 相手に覚えてもらいやすい名前を意識してみましょう。
HNをうまく使って快適なアフィリエイト活動を行おう
アフィリエイターにとって名前は自分の顔となるものです。
本名に見えるハンドルネームにすることで、身バレ回避はもちろん、ユーザーからの信用も得られやすくなります。
ASPとサーバー契約時のみ本名と住所が必要になりますが、 個人情報が流出することはないので安心してください。
ハンドルネームを使いこなして、トップアフィリエイターを目指しましょう!