アフィリエイトサイトの運営に慣れてきたら、転職系のアフィリエイトサイトを始めませんか?
転職系アフィリエイトは人気の市場でライバルも多いですが、報酬が高く、やり方次第でマネタイズできる可能性があるため、アクセスが稼げるようになってきた初心者や中級者のセカンドサイトにおすすめです。
そこで今回は、転職系広告の基本から収益化していくためのコツまでをご紹介。次をお考え中の方はぜひ参考に始めてみてくださいね。
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転職系アフィリエイトは運営に慣れた初心者から中級者におすすめ
運営に慣れてきたころに新たなジャンルへ参入するなら転職系がおすすめです。その理由は大きくわけると3つあります。
・広告数の多さ
・1件あたりの報酬金額の高さ
・インターネット経由で入職する人の増加
それぞれ詳しく見ていきましょう。
広告数の多さ
転職ジャンルのアフィリエイト広告は、営業職やエンジニア、看護師や保育士など、職業や職種に特化したものが増えています。そのため、ターゲットを細かく絞っても条件に合う広告が見つかりやすく、横展開をしながらさまざまな職業・職種の人をターゲットにしたコンテンツや記事を作成することができます。
また、職業や職種に特化した広告に加え、報酬が発生する成果条件も幅広くなっているので、自分の力量に合った広告でアフィリエイトがおこなえます。無料診断や転職サイトへの無料会員登録といったハードルの低い成果条件を設定している広告も多数あり、成約しやすいため、モチベーションも維持しやすいです。中級者レベルになれば、成果条件のハードルの低い広告でマネタイズしながら、一歩踏み込んだ成果条件の高額報酬の広告で一攫千金を狙うこともできます。
そのため、後からの参入でも中級者レベルであれば、多種多様なターゲット・成果条件の広告を使って活路を切り開いていくことができるでしょう。
1件あたりの報酬金額の高さ
広告数が多く、報酬金額もピンキリではありますが、1件あたりの報酬単価が他のジャンルに比べると比較的高めとなっています。成果条件が転職サイトや求人サイトへの無料会員登録というハードルの低さでも、成約すれば報酬が1万円というものもあり、稼ぎやすい広告が多いです。
アドセンスの単価も高めなので、すでに一定のアクセスが見込めるサイトを持っているのであれば、そのノウハウを活かしてアフィリエイトとアドセンスをおこなえば、2本軸で稼いでいけるようになるでしょう。
インターネット経由で入職する人の増加
転職というとこれまでは、ひと昔前まではヘッドハンティングや自分で求人を探して応募する流れが主流でしたが、最近はインターネットの普及により、SNSや転職サイトやエージェントといった人材紹介会社を経由しての入職が増えています。
それに比例するように、求人サイト、転職サイト、転職エージェントなどのサイトが増加し、アフィリエイト広告への出稿も増えて、市場の拡大・安定につながっています。
転職系の広告に合わせたアプローチが成功のカギ
転職系の広告は大きく分けると、「転職サイト」と「転職エージェント」の2種類があります。同じ転職に関連する広告ですが、特性とできることの範囲が異なるため、その違いを理解して、ターゲットに合った広告を紹介することが大事です。
ここでは、理解しておきたいそれぞれの特性や強み・弱みをご説明します。
転職サイトはWebサイトを利用した求人サービス
さまざまな業種・職種の求人が掲載されたWebサイトを閲覧し、エリア・年収・仕事内容などの自分が希望する条件で自由に検索、閲覧ができるのが転職サイトです。気になる求人情報の候補をいくつも選び、比較・検討をして応募することができます。
【転職サイトのアプローチポイント】
・気軽に利用できる
・応募しやすい
・24時間利用可能
・自分で条件を選べる
・複数の求人に応募できる
・自分のペースで求職活動ができる
・求人情報が豊富(職業・職種も多種多様)
転職サイトは、求人募集に関して比較的オープンな状態なので、学歴や経歴などで制限されることはありません。自分の決めた条件に合う仕事があれば自由に応募ができるため、同業種でのキャリアアップはもちろん、これまでのスキルや経歴と全く関係のない異業種へのキャリア転換を考えている場合にも向いています。
そのため、転職サイトのアフィリエイト広告で記事を書く場合には、自分の条件で自由に仕事を選びたい方や異業種への転職を考えている方向けの内容に仕上げるのがおすすめです。
転職エージェントは対人型の求人紹介サービス
転職エージェントは、転職を支援してくれるプロのアドバイザーがマンツーマンで転職をサポートしてくれるサービスです。
転職エージェントから紹介される求人情報は、誰にでも紹介しているものではありません。キャリアカウンセリングで、経歴やパソコンやTOEICなどの資格、コミュニケーション力など、あなたの保有スキルを数値化。企業側が求める条件とマッチする「強み」や「特性」を持つ人にのみ求人情報をしているので、キャリアアップできる企業や内定に直結しやすい企業に巡り合いやすいというメリットがあります。
最適な企業の紹介は無料。応募書類や面接のアドバイスなどのフォローもあるので、転職活動の不安も解消しやすいです。
【転職エージェントのアプローチポイント】
・自分を客観的に評価してくれる(市場価値が分かる)
・専任の担当がついて活動をサポートしてくれる
・自分のスキルに合った企業が見つかりやすく、内定率も高くなりやすい
・転職活動に関する相談がしやすい
・非公開求人などを紹介してもらえることがある
・企業とのスケジュール調整を代行してくれる
紹介される求人情報は経歴やスキルでフィルターがかけられ、自分の強みに合った企業に限られてしまいます。しかし、採用される見込みの高い企業の求人を案内してくれるので、時間のロスが少なく、条件や力量に合った企業にスムーズに就職することができます。
また、転職エージェントではアドバイザーが仲介役となり、面倒なスケジュール調整などもおこなってくれます。そのため、今の仕事を続けながら転職活動をしたい方や自分のスキルに合った同業種へのキャリアアップを考えている方に向いています。初めての転職で何をすればよいのか分からないという方との相性も良いので、スムーズな転職活動をメインとした内容に仕上げるとよいでしょう。
比較的稼ぎやすい業種を攻めてマネタイズ&経験値UPを
業界的にどこも人材不足といわれていますが、その中でも特に人手が足りていないといわれているのが医療系です。転職系のアフィリエイト広告で稼ぎやすい業種で、報酬金額も1万円以上というものも多く、特単(特別単価)で5万円以上というものもあるほどです。
しかし、単価的においしいと思っても、転職系アフィリエイトが初めてであれば別の業種がおすすめです。一攫千金を狙って医療系転職のアフィリエイト広告をメインにしたサイトを立ち上げている方も多いですが、報酬が高いということはそれだけ参入するライバルサイトも多いということです。
まずは承認率が高い業種でモチベーションを高め、転職系ジャンルの傾向を掴むようにしましょう。
【承認率の高い業種】
・営業
・保育士
・介護士
・サービス業
・建築関係
・運送関係
人手不足が深刻化している医療系は、他の業種に比べると承認率は低めなので、余程あたりが良くなければ収益化が難しい業種といえます。医療系転職を攻めようとしているのであれば、稼ぎやすい業種へシフトチェンジして収益化を目指しましょう。
マネタイズするための思考と着眼点
転職系のアフィリエイト広告をおこなう場合、転職する理由からさかのぼってサイトの方向性を決定し、キーワード設定やコンテンツ内容を決めるようにしましょう。なぜなら、ビッグキーワードはすでに多くのライバルサイトが上位を占めていて、新参者が入る余地がないからです。
転職系はアフィリエイト広告の市場でも人気があります。誰でも思いつくような「転職 おすすめ」「転職 アパレル」「転職 営業」といったキーワードで記事を作成し、SEO対策をしても上位表示が難しいため、ニッチな部分を攻めるようにしましょう。
見込み客を誘導するためのキーワード選び
転職しようとしている人の内情に踏み込んだキーワードを設定することで、上位表示の可能性が高くなり、成約に至る可能性の高い優良ユーザーを獲得できるようになります。
例えば、アパレル業界で働く20代を対象にした場合、転職理由によって次のようなキーワードを設定することができます。
・給与面で不満がある:「20代 アパレル 年収 相場」
→同じ年代・業界の年収の相場を記事にしてキャリアアップのための転職を促す
→アパレルに関連する異業種「流通」「繊維業」などへの転職を促すのもあり
・仕事の環境(残業など)に不満:「アパレル 労働時間」
→業界の傾向をまとめつつ、福祉厚生の整った企業もあることを紹介して転職を促す
間接的に転職に結びつくような比較的ライバルの少ないキーワードを設定することで、転職を考えている見込み客を誘導できるようになります。
パワハラやセクハラ、残業などの職場の環境や給与面の不満など、ネガティブな悩みをきっかけに転職を考える人は多いので、マイナスな面からアプローチするのは効果的です。
ただ、マイナスなアプローチは比較的多くの人が思いつくので、逆を突いて、自分自身のスキルアップ・キャリアアップといったプラスの理由で転職を考える方をターゲットにした、ポジティブな面からアプローチする記事やコンテンツがあってもよいかもしれません。
広告主の公式HPで注目すべき箇所
キーワード選びはもちろん、コンテンツを作成する際に参考にしたいのが、広告主の公式HPです。その広告サイトの特徴や取り扱っている求人広告の業種・職種などが分かるだけでなく、企業側が求める人材像や転職サイト・転職エージェントを利用しての成功談・失敗談などの貴重な情報も手に入るからです。
特に注目すべきところが、その転職サイトやエージェントに登録している企業へのインタビューと、実際に利用した方の体験談・口コミです。これらの情報から、どういう人がその広告主のサイトを利用しているのかが分かり、転職理由や経緯、入職経路といった詳細も把握できるため、ターゲットをより具体的に設定できるようになります。
転職の需要は年中! 難しく考えずにまずはコンテンツ作りを!
転職はボーナス後に動きが出やすい傾向があるため、冬のボーナス後の1月~3月と夏のボーナス後の8月~9月の需要が高いといわれています。しかし、年俸制の企業なども多く、したいと思ったときに転職する方も多いため、1年を通して需要があります。そのため、いつからサイト作りをおこなってもアクセスが見込め、収益化していくことが可能です。
まずは、転職系広告の特性や限界を知り、ターゲットを絞ったキーワードで記事を作成して成約に至りそうな見込み客の獲得を目指しましょう。