ただ書くだけの記事作成はもう終わりです。効果的に稼ぎたいならライティング力を高めましょう。
クオリティよりも記事数という考えで100PV程度の記事を毎日1記事アップすれば、30日で3,000PVとなります。しかし、アフィリエイト報酬アップを目指すのであれば、1記事作成するのに2~3日かかっても1記事1,000PV狙えるハイクオリティーな記事を書くほうが効率的です。なぜなら、30日後のPV数の推計が10,000~15,000PVとなるためです。既存メディアやサイトに負けないためには記事の質の向上に注力しましょう。
ここでは、PVアップにつながるライティング術をご紹介。記事内の重要なパートや書き方のコツなどをチェックしていきましょう。
コンテンツ
読みたくなるような書き出しが重要!その理由とは
書き出しの内容が読者の心をつかむものであれば、続きが気になって記事を読み進めてもらえます。記事を読んでもらえる=精読率が高まるということです。精読率の高い記事は、SNSで拡散してもらえる可能性が高く、PV数の大幅アップが期待できます。
ウィンドウショッピングをしていて見つけたお店。店頭の商品や「SALE」といったPOPに魅力を感じてお店の中をのぞいたのに、自分を惹きつけるような商品がなければお店を後にしますよね。記事コンテンツにおけるサイトと読者の関係もそれと同じで、書き出し部分で読者の心をつかむものがなければ、記事を最後まで読んでもらえにくいです。したがって、しっかりと記事を読んでもらうきっかけとなる書き出しは、とても重要パートといえます。
読者を惹きつける「書き出し」の書き方
書き出しは、どれだけ読者の興味を惹きつけるかがポイントになります。興味を惹きつけやすい内容としては、次の3つです。書き出しの例も一緒に見ていきましょう。
・意表を突く
例:「ダイエット中!でも1日3食、炭水化物のオンパレードです。」
相手が予想していないギャップのある文章は、読者に驚きを与えることができ、インパクトも残りやすいのでおすすめです。この例では、「食べたら太る」といわれている炭水化物をダイエット中に食べるという奇抜な文章にすることで読者の意表をついています。
・王道の否定
例:「あなたはまだ入浴前に洗顔をしているのですか?」
一般的な常識を思い切って否定することで、続きに興味を持ってもらいやすくなります。この例では、帰宅後すぐにメイクを落としているという人の王道を否定することで、メイクを落とすのにベストなタイミングに興味を抱かせているのです。
・ニュース性
例:「2018年にブレイクするといわれている『〇〇ダイエット』。その先駆け的商品が『商品名』です。」
自分が知らないことは知りたくなるものです。その心理を突いたニュース性のある書き出しにすることで、好奇心をかきたてることができます。
読みやすい文章に激変する3つのポイント
「必要な情報が分かりやすく書かれている」。それこそが、読みやすい文章です。では、どうすれば読者が必要とする役立つ情報をしっかりと伝えることができるのでしょうか。
読みやすい文章には次のような3つの共通点があります。
・論理的で簡潔
説得力が増す論理的な文章は、三段論法を用いることで解決できます。三段論法とは、三段階に分けて理解を深めていくことです。大前提の後に、小前提で具体的な事実を述べ、最後に前提条件から導き出した結論を述べます。
例:「今日は創立記念日です。
私の学校は、創立記念日は休みです。
したがって、今日はお休みです。」
・非専門的なのに具体的
・文章がリズミカル
誰が読んでも理解しやすい言葉で具体的な文章にすることが大切ですが、専門用語を使わないようになると説明が多くなり冗長化しやすいです。したがって、適度に文章を区切って「です、ます、体言止め」をうまく使いながら、リズム感を出すことも記事を読み進めてもらうためには重要となります。
「眼球内の硝子体で後部硝子体剥離が起こり、黒い点や虫が飛んでいるように見えるのが飛蚊症です」
といわれるよりも
「眼球内にある卵の白身のようなゼリー状の硝子体。その硝子体には線維がわずかに含まれており、水分と分離することで繊維の塊が眼球内にフワフワと浮きます。その繊維の塊が影となり、黒い点や虫が飛んでいるように見えるのが飛蚊症です」
というほうが分かりやすくてテンポよく読み進めることができるということです。専門的な内容ほど、適度にかみ砕いた表現を使いながら具体的に書きましょう。
誤字脱字にも注意
意味の通らない日本語や誤字脱字の多い記事では、どれだけ良い内容でも信頼してもらえません。しっかりと誤字脱字対策をして、記事の品質を高めましょう。
有効な対策法としては、
・Wordの文章校正
・時間が経ってから声を出して読み返す
マイクロソフトの「Word」の校閲タブに、「スペルチェックと文章校正」という機能があります。完璧なものではありませんが、自動チェックをするだけでちょっとしたミスを発見することができるのでおすすめです。
また、記事が完成してすぐは、達成感から冷静な判断ができないこともあります。時間が経って音読をすると、誤字脱字やもっとよくなる言い回しを発見できることもあるため、少し寝かせてから誤字脱字のチェックをするのも有効です。
まとめ:コツをつかんで魅力的な記事にしよう!
はじめのうちはうまく文章が書けず、悩んでしまうことがあるかもしれません。しかし、質にこだわって執筆を続けていれば着実にライティング力が高まり、数字として結果が出てくるでしょう。
・読者の心をつかむ書き出し
・テンポのよい簡潔な文章
・誤字脱字のない文章
この3つを意識して、ハイクオリティーな記事を作成しましょう。