年々規制が厳しくなっているインスタグラムを含む、SNSでのアフィリエイト。
今回はそんなSNSアフィリエイトの中でもインスタグラムに焦点を当てて、現状での規制状況と今後どの様な規制状況になるかの予想を解説していきたいと思います。
現在のインスタグラムの規制条件
現在での規制状況は大きく分けて『投稿内容』『他ユーザーへの迷惑行為』『未使用』の3つになります。
1.投稿内容
投稿内容で気を付けるポイントは『著作物』と『ポルノ』です。
インスタグラムが流行り出した当初はこれらの規制は緩かった為こういった投稿も多かったのですが、ユーザーの増加に伴う違法投稿の蔓延からAIによる不正投稿の自動検出が導入されるようになりました。
2.他ユーザーへの迷惑行為
スパム行為など他ユーザーへの迷惑行為はインスタグラムに限らず多くのSNSで厳しく制限されています。
AIによる自動検出の他にもユーザーからの通報による凍結も多い為、インスタグラムのビジネス利用において最も気を付けるべき部分となります。
3.未使用
こちらはそこまでシビアな規制という訳ではありませんが、長期間使用せず放置する事によってアカウントの凍結がなされる場合があるそうです。
その為、長期間利用しない場合でも定期的にログイン処理だけはしておいた方が良いでしょう。
今後のインスタグラムの規制予想
現状、インスタグラムはアフィリエイトとの親和性が高くない為、アフィリエイト目的の参入者が他のSNS程多くありません。
その為、現状まだ規制は緩いですが、アフィリエイトとの親和性を向上させる為の手法やサービスが出てきている為、今後は他SNSと同じような規制過程を辿る可能性がある。
具体的には
・パクリ投稿や著作物への規制強化
・URLへの規制強化
・自動集客に対する規制強化
です。
投稿メディア自動検出AIの精度向上と共に凍結対象となるアカウントも増えてきますし、ツイッターやフェイスブックでは当たり前となっている添付URL先のスパムサイト判定やアフィリエイトURLへの規制も強くなってくると予想されます。
こちらに関しては規制の強化と対抗策が進んでいるツイッターの凍結対策を参考にする事によって、先んじて高度な凍結対策が行えると思います。
次に自動集客に対する規制強化に関しては、同一IPによる複数のアカウント運用や他ユーザーへのアクションに対する規制がシビアになっていく可能性があります。
これはインスタグラムの動向によってどこまで厳格化するのかが大きく変わってくる為、定期的な規制状況の調査が必要です。
まとめ:他SNSの規制状況を参考に要対策
インスタグラムは他のSNSと比較すると利用者数の増加に対して規制はかなり緩やかに行われています。
これは一重にインスタグラムの利用方法が他のSNSと大きく異なっている為の現象であり、インスタグラムが手軽に利用出来るのにスパム行為をするユーザーが他SNSと比べて少ないという純粋なユーザーにとって扱いやすい媒体である証拠でもあります。
ですが、インスタグラムも少しずつ利用規約の変更と共に規制状況も厳しくなってきており、今後他SNSと同じような規制を行っていく可能性も十分にある為、インスタグラムのビジネス利用を行っている(もしくは考えている)方はしっかりと事前に対策して運用方法を定めておかなければなりません。
その場合、とても参考になるのがツイッターやフェイスブックの凍結対策情報で、この二つは一般ユーザーにもアフィリエイターにも人気の媒体の為にユーザー増加と共に規制もどんどん強化されてきました。
その為、この二つの媒体に関しての規制状況や凍結対策を解説しているサイトやブログは多く、それらの情報は今後のインスタグラム対策の為にも十分に役立つと思います。
インスタグラムは他のSNSと比べてアフィリエイト活用が難しい媒体ではありますが、それでも多くのユーザーが集まる集客力の高い媒体です。
ですので是非しっかりとした対策を行って強い集客媒体を作って頂けたらと思います。