初心者でも始めやすいのがアフィリエイトの魅力ですが、続かないという声も良く聞きます。続かない人によって違いますが、初心者の場合「モチベーション」がアフィリエイトを辞めてしまうきっかけとなることがあります。
ここでは、初心者にありがちなアフィリエイト運営における“モチベーション”に関する悩みの解決策を紹介しながら、長く運営するための大切なコツについてお教えしたいと思います。
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初心者にありがちなモチベーションの悩み
アフィリエイトで大切なことは、長く続けることです。アフィリエイトの集客手段はさまざまですが、SEO施策をして検索結果の上位表示を狙うのが一般的となっています。
ただ、SEOは施策をしても反映されて効果が現れ始めるまでに数カ月かかり、それ以上の期間を要することも多いです。そのため、はじめの間は記事作成や更新など、時間を費やしても収益化されないことがほとんどで、モチベーションは“上がりにくい”傾向があります。
しかし、アフィリエイト初心者はサイトやブログの運営を続けるためにモチベーションを無理に上げようとしがちです。すぐに収益につながらないということを頭のどこかで分かっていても、現実を目の当たりにすることで焦りが生じ、「後から参入した分頑張らないといけない…」と考えてしまいやすいからです。
やる気を高めることもひとつではありますが、心のどこかに「どうせ自分は稼げない」「初心者だから仕方ない」といった思いがあると、無理にモチベーションを上げても結果がともなわないときに、モチベーションのアップダウンが激しくなり、心のバランスが崩れてします。モチベーションがグンと下がるとアフィリエイトをやめるきっかけになりやすいため、アフィリエイト初心者が運営を長く続けるためには“モチベーションを上げよう”としないことが大切です。
アフィリエイト初心者は自分を認めてモチベーションをキープ
モチベーションは無理に高める必要はありません。高くなくていいから一定をキープすることを意識しましょう。“初心者だから”や“どうせ…”というネガティブな考えをやめて「自分はできる」という自己効力感を高めることでモチベーションを保ちやすくなります。
自己効力感は、心理学者のアルバート・バンデューラ氏が提唱する「自信」の一種です。人は、他者よりも優れていると自負する能力があると優越感を強く抱き、そのおかげで強気な行動ができるようになるといわれています。逆に、自信がない分野では劣等感が増し、消極的になってしまいます。
アフィリエイトは、こうしなければならないという正解はありません。ノウハウはその人が自信を持って行動して得たひとつの答えというだけでそのノウハウが“絶対”というわけではないので、根拠がなくても自分ができるという自信を持って、積極的に取り組みましょう。
自己効力感は、自分がやってきたことを認めてあげることで育むことができます。難しく考えることはありません。「記事を書き上げた自分をほめてあげる」「前日よりもアクセスが伸びたことを頑張った結果だと認めてあげる」など、小さなことでも次につながることで自分は頑張っていると思えるようになります。
常に頑張ろうとする精神状態は、弦楽器の弦と同じです。張り詰めた状態が長期化すると疲れやすいというのもひとつの理由ですが、一番は張り詰めていたものが急にプツンと切れたときのショックが大きくなりやすいため、等身大の自分をしっかりと認め、自信を持って行動することを意識しましょう。
収益化したのちにやりたいことを明言化しておく
モチベーションを保つためには、明確な目標を持つことも大切なポイントです。内容は何でもOK!収益化できたときにやりたいことを実現しやすいものから段階的に明言化しておくことで、下がりそうなモチベーションを一定に保ちやすくなります。
例)
報酬1万円達成 → 欲しいマンガの大人買い
報酬5万円達成 → 高級料理のフルコース
報酬10万円達成 → 国内旅行+ハイクラス旅館・ホテルへ宿泊
報酬50万円達成 → 海外旅行
運営ではここに着目!アフィリエイトを続けるための4箇条
メンタル面のバランスを保ってモチベーションの維持をより強固にするためにも、日々の作業方法を見直して、アフィリエイトを続けやすい環境を整えましょう。
●作業時間をルーティーン化する
アフィリエイトにおいて大切なことは、続けること。つまり、アフィリエイト運営のベースとなる作業時間をルーティーン化することが大切ということです。
「毎日21時から22時までの1時間記事を書く」というように、時間を決めたら毎日その時間にPCの前に座るようにしましょう。ネタがないなら記事を書かなくてもASPで商材を探したり、すでにアップ済みの記事をアップデートしたりすればよいだけです。毎日が無理なら、「月・水・金」や「土・日・祝日」などでもOK。苦ではないマイルールを作って習慣化しましょう。作業時間を決めたら、時間通りでやめることもモチベーション維持のコツです。
●やることをシンプル化する
作業が複雑だと脳のエネルギーを消費しやすいです。例えば、コンテンツ制作の基本となるキーワード選定から執筆・投稿までの流れ。1記事単位で仕上げるよりも同じ作業ごとに分けて数記事単位で仕上げるほうが、脳も引き出しをあれこれ切り替えなくて済むため疲れにくくなります。
そのため、まとめてできる作業は1記事ずつよりも10記事単位などのようにまとめておこなうのがおすすめです。
1記事分のキーワード選定 → 他サイトの調査 → 骨子作成 → 記事作成 ×10記事
↓
キーワード選定(10記事分)
他サイトの調査(10記事分)
骨子作成(10記事分)
●訪問者や購入者ひとり1人を大切にする
まずは1度でもサイトを見てくれた人や実際に記事を見て商品購入・申し込みをしてくれた人を大切にすることから始めましょう。
アフィリエイトサイトやブログの運営では、PVを伸ばすために広くリーチしていくことも1つの戦略ですが、アフィリエイトで収益を得るという目標を達成には、収益を意識した戦略で攻めるのが近道です。
収益が出れば、モチベーション維持にもつながりやすいので、不特定多数をターゲットにするよりも自分のサイトに興味を持ってくれた人に絞ってアプローチしていきましょう。
●無理に情報を詰め込まない
内容が薄すぎるのは良くありませんが、情報量が多すぎても読みづらくなります。また、1記事に情報を詰め込みすぎると1記事を仕上げるのに時間もかかります。時間をかけて丁寧にしあげるのも大切ですが、記事を書くことに慣れていない初心者の場合、1記事に膨大な時間をかけるほど、記事を書くことを大変に感じてしまいます。
1記事の文字数に決まりはありませんが、200~300文字ではコンテンツとしての内容が薄くなりがちです。伝えたいことを決めたら、まずは1000文字程度の記事を仕上げてみましょう。
キーワードによってはボリュームが必要なこともあります。そのときは、他サイトを調査し、上位表示されている記事の文字数を調べ、平均文字数を目安にするとよいでしょう。また、1度で充実させる必要はありません。サイトを訪れたユーザーの傾向やニーズを見極め、アップデートして情報を追加していけばOKなので、まずはコンテンツとして成立しやすい1000文字程度を目標にしましょう。
まとめ
アフィリエイト運営では、モチベーションを無理に上げ続ける必要はありません。自分の行動に自信を持ち、できる範囲のマイルールをつくって運営を続けることで収益に結びつきやすくなります。アフィリエイト運営で焦りは禁物です。長く続けるためにも、モチベーションを一定に保てるコツを掴みましょう。