今やペットは家族の一員となり、我が子のように扱われ、筆者の実家でも人間より高待遇なネコ様がいます。
そんなご時世のなか、ペット用品のアフィリエイトも多岐に渡り、マネートラックでも多数のペット関連のアフィリエイト案件を取り扱っています。
ペット商品を取り扱う上で気をつけたいのがペット医薬品です。
ペット医薬品は、人間の医薬品と同様に薬機法の対象となります。
この記事では、ペット商品を扱う上で気をつけておきたい事柄について解説します。
ペット用品とペット医薬品の違い
ペット用品を扱う上で医薬品か一般的なペット用品ではあるかの違いは重要です。
なぜなら、医薬品かペット用品かで記載できることや注意する部分が変わってくるためです。
一般的なペット用品であれば「医薬品・医薬部外品のような具体的な効果・効能」を表示することができません。
逆に医薬品では、効果効能などの記入は可能だが、人間の医薬品と同様に誇大広告などは禁止されています。
ペットフードやサプリメントは基本的に医薬品ではない
一般的にペットフードやサプリメントは、医薬品ではないとされています。
ただし、医薬品成分が含まれていたり、カプセル型や錠剤など医薬品と捉えられる形状をしていたり、用法用量が「食後」「食間」など病気を治療できるといった医薬品と思わせるような表記の場合は、医薬品とみなされます。
参考:農林水産省:動物用医薬品等の範囲に関する基準について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/yakuzi/y_import/pdf/hani_tuti.pdf
ペット用品・医薬品を扱う上で気をつけたい広告表現
この章では、実際に一般的なペット用品と医薬品アフィリエイト記事を作る際に気をつけたい表現について具体的に紹介していきます。
一般的なペット用品を扱う場合
一般的なペット用品と医薬品を判別するポイントとして「成分」「形状」「用法用量」「効能効果表記」になります。
これら4つの区別をつけていないと無承認無許可医薬品であると見なされ、薬機法の規制対象とされてしまいます。
成分や形状、用法用量などは私たちが関与できることはありませんが、記事を書く上で気をつけたいのが「効果効能」部分です。
やってはいけないことをいくつか例をあげて紹介します。
・「〇〇病に~~」
→具体的な病名に対して言及することで、病気に対して使用することが目的と捉えられます。病気の予防に関しても同様に規制対象になります。
・「歯を健康に保ちます」、「胃腸を丈夫に」、「足腰を健康に!」
→上記のような身体に影響を与えることが目的とされ規制の対象になります。
・「漢方剤の成分を多く含みます」、「医療用にも用いられる」
→医薬品であることを示唆するような表現ですので規制対象になります。
ペット医薬品を扱う場合
医薬品を扱う場合は、人間と同じ様に「誇大広告」と「虚偽の内容」に気をつける必要があります。
どんなものが誇大広告や虚偽の内容になるのかを例をいくつか挙げていきましょう。
・ノミ駆除剤に対してアトピーがなくなった
→ノミ取り剤であって皮膚を改善させる薬ではないので虚偽の内容とされます。
・予防薬に対して「〇〇病が改善した」、「〇〇病を完全ブロック」
→予防薬であって治療ではないので虚偽表現となります。効能効果が確実であるかのような表現で誇大表現とされ規制対象となります。
・栄養サプリメントに対して「関節の動きが良くなった」
→関節の動きをよくする薬ではないため虚偽表現となってしまいます。
ペット用品・医薬品を扱ったアフィリエイトをする際の注意まとめ
ペット用品や医薬品はアフィリエイトで扱う上で対応が違ってくるのでその境目を知っておくことが大切です。
それを踏まえた上で医薬品でないのならば、医薬品であるかのような書き方をしない。
医薬品であるのなら、効能や効果を正しく伝えることが重要になります。
これらのことは、薬機法に違法しないということだけではなく、誠実に対応することでペットのことを大切に思っているお客様から信頼され、売上にも繋がります。
本記事を参考にして、薬機法を遵守した誠実な文章を考えて記事を作りましょう。