
Twitterは年々規制が厳しくなってきおり、それに伴って通用する運用セオリーもどんどん変化してきています。
そんな状況の中でも、インターネット上では未だに即凍結級のノウハウやツールが平然と紹介されていたり販売されています。
そこで今回は、そんな危険なツールやTwitterノウハウについて『どんな危険ノウハウがあるのか』『それの何が危険なのか』について解説していきたいと思います。
危険なTwitterテクニック3選
1.APIを使った自動化ツール
Twitter運用で今真っ先に注意を出したいのがツールによる運用です。
現在販売されているTwitter自動化ツールは基本的にTwitterAPIという物を利用しており、このAPIはツール購入者が自分で取得してツールに設定しなければなりません。
ですが、現在TwitterではこのAPIの取得が難しくなっており、
「数万円かけてツールを買ったのに使えない」
なんて事が起きてしまいます。
そしてもう一つの罠は『API運用による凍結リスクが高い』という事です。
APIによる悪質な自動運用が広まり過ぎてしまった為、APIを使った自動運用を行っていたアカウントが何度も大量凍結された過去があり、現在もAPI自動運用による凍結リスクはとても高い物となっています。
APIによる凍結リスクが高く、そもそもAPIが取得し辛い状況である中でも、販売されている殆どのツールがそれらに対応しておりませんので、現状ではあまり市販ツールはお勧め出来ません。
2.フォロワーに対するDM(ダイレクトメール)戦略
DMはスパム判定を受けやすく、フォロワーに対し定型文を大量に送ると凍結リスクがかなり高くなってしまいます。
紹介もしくは販売されているノウハウでは、ターゲットをしっかり絞ってフォロワーを集めDMを送ればローリスクでハイリターンを得れるといった事を説明している物もありますが、正直な所ターゲットを絞っただけではそこまでのリスク対策にはならず、結局の所は従来のDM戦略と同じく短期決戦型になってしまいます。
もし本当にDMを活用して収益を挙げていきたいとのであれば、相手からDMを送って貰えるような道筋を用意しておくと良いでしょう。
その上で何かを紹介する方式であれば、少なくともユーザーからのスパム報告リスクは抑えられますし、大量に定型文を送る事にはならないのでシステムからのスパム判定のリスクも抑える事が出来ます。
3.フォロワーの購入
かなり相場は高くなってしまっていますが、現在でもフォロワーを販売されている所はあります。
その殆どが数日間のフォロワー定着保証などを付けているのですが、これはあまり意味がありません。
Twitterでは定期的にbot排除の為に大量凍結を行っており、フォロワーを購入している方はその度にフォロワーをごっそり減らされるリスクを負うのですが、もしその時にフォロワーが減ったとしても数日間のフォロワー定着保証は効かない事が殆どです。
そして、そもそもTwitterではフォロワーの購入を禁止している為、フォロワーが減るどころか自身のアカウントが凍結される可能性すらあります。
まとめ:情報の扱い方
自分でビジネスをやっていく為には情報の扱い方には注意しなくてはいけません。
情報の鮮度が低ければ現状と情報にギャップがある可能性もありますし、そもそもその情報が先入観(もしくは悪意)によって誤っている可能性すらあります。
その為、情報を得た際は感情に動かされるのではなく、冷静に情報と向き合わなくてはなりません。
・その情報が古くなって今では通用しない物になっていないか
・情報に誤りがないか
・情報に踊らされ、無警戒な行動を起こそうとしていないか
など
これらを、自らの行動を振り返ったり、媒体の現状を調査したり、複数の情報源によって多角的に情報を精査したり、危険の無い範囲で小さく試して効果を計ったりなどといった行動によって、冷静に情報を扱うよう心掛けていく必要があります。
その様にして行動していき色んな実践経験を得ていくと、今度は自然とその情報の怪しさや価値を計る事が出来るようになっていきますので、まずは『飛びつかない』『鵜呑みにしない』事を心掛けて行動していって頂けたらと思います!