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- 海外FX歴10年
- 金融ライター歴7年（過去大手メディアでも執筆実績あり）
- シンガポール法人経営者
英国ハーフの現役FXトレーダー。海外大学に進学した後、サークル活動をきっかけに投資を始める。在学中に数百万の損失を経験するも全ての借金を投資で完済。証券会社への就職を経て個人投資家として独立。現在はシンガポールでの起業と投資の二刀流で生活している。
海外FX取引のデモ口座を使えば、リスクなしで海外FX取引の体験が可能です。
この記事では、海外FXのデモ口座について、その特徴や利用方法、注意点までを徹底解説します。
これからFXを始めたい方はもちろん、すでに取引経験がある方にも役立つ情報となっていますので、海外FX取引の練習ツールとしてデモ口座を活用し、あなたのトレードスキルを磨いていくことにお役立てください。
海外FXで使えるデモ口座とは？リアル口座と何が違う？
海外FXのデモ口座は、実際の資金を使わずにFX取引の練習ができる口座のことです。
デモ口座を利用すれば、金銭的なリスクを一切負うことなく、海外FX取引の体験が可能です。
デモ口座はリアル口座と近い環境で取引を体験できますが、いくつかの点で違いがあるので注意しましょう。
有効期限がある
海外FXのデモ口座の多くには利用期限が設定されています。
利用期限の長さは、大抵1ヶ月から3ヶ月程度の間が多いですが、中には手続きを踏むことで無期限にできたり、リアル口座に転換できたりする業者もあります。
利用期限の条件は、多くが最終ログインからの期間となっていますが、期限が過ぎると自動的に解約されてしまうので注意が必要です。
実際の損失や利益は発生しない
デモ口座は仮想的な口座であるため、利用するために入金する必要もありませんし、実際の金銭的リスクが発生することもありません。
デモ口座を利用すれば、失敗のリスクを恐れることなく、好きなだけFXの練習ができます。
ただし、実際の損失が出ないのと同時に、利益が出ても出金することはできません。
※TitanFXなど一部業者ではデモコンテストを行い、賞品を提供しているところもあります。
【2025年6月】TitanFXで実施中のボーナスキャンペーン詳細を紹介！獲得条件や応募方法も徹底解説
リアル口座とは取引環境が異なる部分がある
デモ口座は、多くの点で実際のリアル口座と同じような取引環境を再現しているものの、すべてが完全に同一というわけではありません。
デモ口座では実際に市場に注文を出さないため、リアル口座と比べて約定のスピードが早かったり、注文時の滑り（スリッページ）があまり起こらない傾向があります。
そのため、リアル口座に移行した際に、約定スピードを遅く感じたり、スリッページを多く感じる場合があるので注意しましょう。
デモ口座は海外FX取引の練習には最適ですが、同じような取引がリアル口座でもできるとは限りませんので注意しましょう。
主な海外FX業者のデモ口座利用条件まとめ
| 海外FX業者 | 開設可能数 | 有効期限 | 口座タイプ | 最大レバレッジ | レバレッジ変更 | 残高変更 | プラットフォーム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| XMTrading | 5個 | 最終ログインから60日 | マイクロ口座以外 | 1000倍 | 可能 | 可能 | MT4 MT5 |
| AXIORY | 無制限 | 最終ログインから90日 | アルファ口座以外 | 2000倍 | 可能 | 可能 | MT4 MT5 cTrader |
| Exness | 200個 ※1 | MT4：最終ログインから180日 MT5：最終ログインから21日 | スタンダートセント口座以外 | 無制限 | 可能 | 可能 | MT4 MT5 |
| FXGT | 基本通貨ごとに2個まで（最大16個） | 最終ログインから30日 | 5つ（MT4） | 5000倍 | 可能 | 可能 | MT4 MT5 |
| BigBoss | 無制限 | 最終ログインから1年 | 4つ | 2222倍 | 不可能 | 不可能 | MT4 MT5 |
※1 MT4とMT5各100口座ずつ
デモ口座利用でオススメの海外FX業者3選
ここではデモ口座が利用しやすい、リアル口座の取引条件が優れているオススメの海外FX業者を3つ紹介します。
XMTrading
XMTradingは、日本人トレーダーから高い人気を誇る海外FX業者です。
XMTradingのデモ口座は、マイクロ口座以外のアカウントタイプで利用可能です。
最大5つのデモ口座で、レバレッジ1000倍の取引を体験できます。
また、XMTradingは教育コンテンツが充実しているため、デモ口座での練習と並行して取引スキルの向上にも最適です。
AXIORY
AXIORYは透明性と信頼性が高く、低スプレッドでスキャルピングにオススメの海外FX業者です。
AXIORYは、デモ口座の最大開設数に制限がないため、異なる戦略や自動売買EAの検証を並行して気兼ねなく行えます。
またAXIORYでは、他の業者ではあまり対応していない、cTraderという取引プラットフォームのデモ口座も利用可能です。
AXIORYはデモ口座の利用環境が整っているため、さまざまな検証に最適な海外FX業者と言えます。
AXIORY（アキシオリー）の評判・口コミを紹介！実際の体験談やメリット・デメリットも解説
Exness
Exnessは、海外FX業者の中でも珍しい、無制限のレバレッジ、一部口座がスワップフリー対応など、他には無い特徴をもった業者です。
Exnessでは、MT4とMT5を合わせて200個までデモ口座の利用が可能です（スタンダードセント口座は対象外）。
利用期限はMT4が最終ログインから180日、MT4が最終ログインから21日と違いがあるので気をつけてください。
Exnessの評判・口コミを紹介！メリット・デメリットや安全性の評価も徹底解説
海外FXデモ口座を利用するメリットは？
海外FXのデモ口座には、リアルな取引を始める前の練習ツールとして多くのメリットがあります。
海外FXのデモ口座を利用したい方は是非参考にしてみてください。
リスクなしでFXの練習ができる
デモ口座では、実際の資金を使わずにFX取引の練習ができます。
特にFX取引に慣れていない初心者にとって、為替レートの変動や、MT4などのプラットフォーム特有の買い注文・売り注文操作など、デモ口座を使うことでFX取引の基本的な部分を安全に試せます。
また、FX取引に慣れている人でも、デモ口座を活用することで、さまざまな戦略やEAなどの試用に役立ちます。
トレード手法を試せる
デモ口座を活用すれば、様々なトレード手法を試すことで、自分に合ったトレードスタイルを見つけ出すために役立ちます。
スキャルピングやデイトレード、スイングトレードなど、短期から中長期にわたるさまざまなトレードスタイルを試して、自分に合ったトレードスタイルを見つけ出しましょう。
また、デモ口座では、実際の市場の動きに沿ってトレードを行えるため、テクニカル分析やファンダメンタル分析などのアプローチもリアルタイム検証が可能です。
EAやインジケーターを試せる
多くの海外FX業者では、MT4やMT5などのプラットフォームが利用可能であり、それらのプラットフォームで使える、専用の自動売買システム（EA）や各種インジケーターをデモ口座で試せます。
EAやインジケーターの検証では、プラットフォームのバックテスト機能を使うことで、長期間の有効性をテストできます。
また、EAやインジケーターをデモ口座上でリアルタイムに検証することはフォワードテストとも呼ばれ、こちらもEAやインジケーターの評価に欠かせない方法となっています。
プラットフォームに慣れられる
海外FXでよく使用されるMT4、MT5などのプラットフォームは、多彩な機能がある反面、初めは操作に戸惑うかもしれません。
そのため、リアル口座で取引を始める前に、必ずデモ口座を用いて注文の出し方、チャートの見方、各種ツールの使い方などの操作に慣れておくのがオススメです。
そうすることで、実際の取引を始めた際にスムーズに取引を行うことができ、操作ミスによるリスクも軽減できます。
多くの海外FX業者では、MT4、MT5のプラットフォームが利用可能ですが、中にはAXIORYのようにcTraderと呼ばれるマニュアルトレード向けのプラットフォームのデモ口座を利用できる業者もあります。
レバレッジの違いに慣れられる
海外FX業者では1000倍や5000倍など、日本のFX業者よりはるかに高いレバレッジが提供されています。
ハイレバレッジは短期間で大きな利益を出せる可能性がある一方で、同様の損失リスクもあります。
そのため、事前にデモ口座を使うことで、ハイレバレッジ取引の感覚を事前に体験しておくことがオススメです。
デモ口座で様々なレバレッジ設定を試すことが可能なので、自分のリスク許容度に合ったレバレッジ水準を見つけることもできます。
ただし、デモ口座はあくまで練習ツールであり、取引環境や約定力などが実際の取引とは異なる場合があることには留意しておく必要があります。
海外FXデモ口座を利用する際の注意点は？
海外FXのデモ口座はFX取引の練習に有用なツールですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。
以下の注意点を事前に理解しておき、リアル口座に移った時の失敗リスクに備えておきましょう。
デモ口座は緊張感に欠ける
デモ口座の最大の特徴である「リスクがない」ということは、同時に最大の注意点でもあります。
なぜなら、デモ口座では失敗を重ねても実際の損失が出ないため、リスク管理の重要性を軽視してしまう可能性があるからです。
実際の資金を使わない取引は、心理的な緊張感に欠けるトレードを行ってしまいがちです。
そのままデモ口座で成功体験を重ねると、自分の能力を過信して、リアル口座でもつい大きなボリュームでのトレードを行ってしまいがちになります。
ですが、実際にリアル口座に移った際には、デモ口座の時には無かった緊張感があるため、冷静なトレードができず、思わぬ損失を被る場合があるので注意しましょう。
デモ口座を利用する際は、リアルな取引と同じ意識で取引を行うことが重要です。
取引環境が違う
デモ口座はほとんどがリアル口座に近い環境を再現していますが、すべてが完全に同じではありません。
一般的にデモ口座のサーバーは、リアル口座とは異なるデモ口座専用のサーバーが使用されており、デモ口座での注文は実際の市場に流れることはありません。
そのため、リアル口座に比べると約定のスピードが早く、スリッページも発生しにくくなっています。
また、スプレッドも、リアル口座に比べ、デモ口座では安定している傾向にあります。
これらの違いによって、デモ口座での取引は、リアル口座よりも良い環境が再現されている可能性があることを知っておく必要があります。
利用期限に注意が必要
一般的に海外FXのデモ口座には利用期限が存在します。
期限の範囲は海外FX業者ごとで異なり、1か月から3か月辺りが多い傾向にあります。
利用期限を超えると、そのデモ口座は使えなくなってしまいます。
利用期限のカウントは、「最終ログインから」「最後の利用から」という業者が多いですが、中には単に開設してからの日数を超えると解約される業者もいるので注意が必要です。
利益が出ても出金できない
デモ口座の取引は仮想的な取引であるため、実際の損失が出ない反面、たとえ大きな利益を上げたとしても、それは出金できるお金にはなりません。
デモ口座はFX取引の練習に役立ちますが、リアルな取引環境が完全に再現されているわけではないことも注意が必要です。
デモ口座である程度の検証を終えたなら、実際の取引環境に慣れることも検討していきましょう。
海外FX業者おすすめランキング！25社を比較し徹底解説【2025年6月最新版】
海外FXデモ口座の開設手順を紹介
ここでは、代表的な海外FX業者であるXMTradingを例に、デモ口座の開設手順を紹介していきます
XMTradingのデモ口座は、Webサイト、スマートフォンアプリから開設可能です。
Webから
XMTradingのウェブサイトからデモ口座を開設する手順は以下の通りです。
XMTradingにアカウントを持っていない人は、デモ口座を開設する前にアカウント登録を行う必要があります。
XMTradingに登録したメールアドレスとパスワードで、会員ページにログインします。
会員ページにログイン後、マイアカウント画面の追加口座開設メニューから「カスタムデモ口座」を選択します。
MT4のバージョン、口座タイプ、レバレッジ、基本通貨、投資額を選択し、「続行する」を押します。
大文字・小文字・数字・特殊文字の4つの文字タイプを含む10～15文字で、パスワードを設定します。
以下の画面が表示されれば、デモ口座の開設は完了です。
登録したメールアドレス宛に「新規取引口座がご利用可能となりました」というメールが届くので、届いたログイン情報と登録したパスワードを使って、MT4/MT5にログインしてください。
スマートフォンアプリから
まずはXMTradingのスマートフォンアプリを事前にインストールしておきます。
海外FXのデモ口座でよくある質問
ここでは、海外FXのデモ口座利用に関連した質問とその回答を紹介します。
デモ口座を開設できません
デモ口座を上手く開設できない場合には、利用する海外FX業者のデモ口座に関するルール（最大開設数など）に反していないか確認してみてください。
また、MT4やMT5から開設している場合には、最新版にアップデートされているかを確認してみましょう。
休日やメンテナンスなどでサーバーとの通信が上手くできず、開設できない場合もあります。
それでも問題が解決しない場合は、利用しようとしている各FX業者のカスタマーサポートに連絡することをお勧めします。
デモ口座は無期限ですか？
多くの場合、海外FXのデモ口座には一定の期限が設定されています。
一般的には1ヶ月から3ヶ月程度の期限が設けられていることが多いです。
ただし、中にはTitanFXのように、条件を満たした場合、無期限でデモ口座を利用できるようになる業者も存在します。
利用期限を過ぎた場合、そのデモ口座は利用できなくなり、新たなデモ口座を開設する必要がありますので、期限切れには十分注意してください。
デモ口座開設は無料ですか？
はい、海外FXにおけるデモ口座開設は基本的に無料です。
入金、出金の必要もなく、いつでも利用開始が可能です。
デモ口座の利用を開始する際には、FX業者で会員登録が必要になる場合が多いので注意しましょう。
デモ口座開設に身分証明書は必要？
デモ口座の開設には、基本的に身分証明書は必要ありません。
本人確認のための書類が必要となるのは、実際の取引資金を扱うリアル口座の開設時となるのが一般的です。
通常、デモ口座の開設には基本的な個人情報（名前、メールアドレス、電話番号など）を入力するだけで利用開始できます。
海外FXデモ口座でおすすめの業者【まとめ】
海外FXのデモ口座は、リアル口座と近い環境で、資金を失うリスク無しにFX取引の練習が可能です。
デモ口座を利用することで、MT4などのプラットフォーム操作の習熟、EAやインジケーターなどの専用ツールの試用、さまざまな取引手法の検証などを行えます。
デモ口座はリアル口座と似た環境が再現されていますが、いくつかの点でリアル口座とは異なる部分があることには注意が必要です。
デモ口座では実際の損失や利益が発生しないため、リアルの取引よりも緊張感に欠けた取引となること、口座の利用に期限があることなど、デモ口座特有の条件や環境があることを理解した上での利用を心がけましょう。
デモ口座は、実際のFX取引を始める前の練習に役立ちますが、その取引は現実的なものではありません。
ある程度デモ口座での検証が終えられたなら、実際の取引に移行することを心がけていきましょう。
