
初めまして、当サイトを監修するシンガポール在住トレーダーの桜木ジョン(John Sakuragi)です。
トレード歴は10年あり、海外FXもまだマイナーだった頃から利用しています。
また、トレード経験・海外FXの知識からも金融ライターとして活動しており、日本の上場企業や海外の大手企業のメディアなどで300記事以上の執筆経験があります。
トレード経験だけではなく「ライティングのノウハウ」も持ち合わせているため、当サイトでは
- 初心者にもわかりやすく伝える
- 他社サイトには無い新しい情報を発信
- 図解・イラスト等のデザインで視覚的にわかりやすく解説
など、これから海外FXを始める全ての人の目から鱗となる有益な情報を分かりやすく伝えられたらと思っております。
また、海外FXには少なからず「詐欺」を働く悪質な業者があります。
他社サイトではそういった悪質な業者も高額な報酬につられてオススメしている場合もありますが、
当サイトではリスクのあるFX業者に関しては必ず警告をする他、おすすめできない業者に関しては「おすすめできない」とハッキリ書きます。
実際、当メディアへも新興の海外FX業者から「高い報酬を出すので掲載してほしい」と依頼を受けることが多々ありますが、一切お断りしています。
特に新興の海外FX業者では詐欺のリスクも高いため、この記事では運営歴が10年以上あり詐欺や出金拒否の口コミがほとんど無いFX業者のみをおすすめしています。
私自身も海外FXが人生を変えるきっかけになったため、これから海外FXを始める読者のためにも信頼できる情報を発信したいと思っています。
当サイトの記事を読んだ全ての方が、安全な海外FX業者で正しくトレードを始めることができれば幸いです。
筆者「桜木ジョン」経歴・プロフィール

桜木ジョン(John Sakuragi)
東京都町田で生まれ。イギリス人の父と日本人の母から生まれたハーフ。
日本語・英語はネイティブレベル。
高校卒業までごくごく平凡な日本人らしい生活を送る。この顔で学ランも着ていた。
イギリス人である父の勧めもあり、英国の大学に入学することに。
専攻は経済学部(Economic and Finance)で、主にMacro Economy(マクロ経済)について学ぶ。
ただし大学の授業は退屈なもので勉強に飽きた僕は、趣味であるチェスやビリヤードなどに明け暮れ授業もサボりがちになっていた。
経済学部の友達はお金好きの人が多く、多くのチェス・ビリヤード友達とは賭けをすることも多かった。(実は僕も賭け事は好きな方だが)
そんな中、いつも賭けビリヤードをやっている友達に「大学に投資サークルがあるけど行ってみない?」と誘われた。
その投資サークルとは、投資の”お勉強会”をするような生ぬるい活動ではなく、
『毎月3万円インセンティブ(部費)を払い、デモトレードの利益額に応じて順位を付け、部費を還元する』
といった活動内容のサークルでした。(もちろん大学非公式)
ランキング上位になると自分の払う部費よりも大幅に賞金が稼げるので、賭け事の好きな僕たちはすぐにそのサークルに入った。
賭け事が好きかつ負けず嫌いの僕たちは、早速5万円の入会費と3万円の部費を払い投資サークルに入会した。(この時点で-8万円)
自分で言うのもなんだが、僕たちは賭け事には強くビリヤード1本でもバイト代くらいは優に稼げていたので「僕たちならこのサークルでもベスト5くらいには入れるだろう」と思っていました。
初月、僕たちは部員30人中、8位、10位とまずまずの良い結果を出せた。(10位以上にランクインするとプラスになる)
投資なんて今までやったことがなかったけど、地頭の良さと賭け事の経験から「ちょっと勉強すればこれくらいお手のもの」と調子に乗っていた。
しかし、その次月には大きな問題が起きるのだった。
次月。
今まで株式投資をメインにしていた僕たちは、ランキング上位を取るために価格変動の大きい「FX」に手を出したのである。(2000年代初頭はFXブームが到来していたこともあり)
さらに、僕たちは初月の成績で自信を持っていたのでデモトレードではなくリアルトレードで挑戦していた。
そして忘れもしない2008年9月に起きたリーマンショック。
リアルトレードでFXをしていた僕たちは暴落に巻き込まれ、証拠金消失どころか多額の追証まで請求されることになった。
その額、180万円。大学3年生の僕にとって痛手すぎる借金だった。(友達は-30万とまだなんとかできる額だった)
当時、仕送りをもらって生活していたので、日本に住む両親には絶対に相談できない。
そして、日本国籍だった僕はビザの関係でイギリスではバイトができなかったのである。
多額の借金(追証)。両親に相談できない。バイトもできない。
僕の人生は八方塞がりとなってしまった。
一番の敗因は、初月のビギナーズラックで調子に乗ったことだ。
僕に残された選択肢は、投資の負けを投資で取り返すことだった。
幸いにも両親からの仕送りは月10万円と寮生活の僕には十分すぎる金額。
生活費を月2万まで節約し、残りの3万円を返済に、5万円を投資に回す生活を送った。
返済生活の最初の数ヶ月は、早く取り返そうと焦ってトレードをして±0になることが多かった。
「ただ闇雲に取引をしても勝率は上がらない」と悟った僕は、トレード回数を減らし、投資の勉強や検証をする時間を増やした。
“大学生で借金180万”という最悪な状態もあって、当時は血眼で朝から晩まで勉強していたと思う。(おかげ様で大学は留年したが…)
そして、返済開始から半年後。気づけばトレードで毎月10万円はコンスタントに稼げるようになっていた。
大体、毎月20万円くらい返済をできていたので、僕はなんとか大学4年生の卒業前には完済できたのだ。
(大損したのは悔しいが、その分投資で180万稼いだのは今までの人生で一番の成功体験だったと思う…笑)
めでたく借金を完済し、大学を卒業した僕は投資の経験を活かし、イギリスの大手証券会社に就職することになった。
(後々聞くと、当時の面接官も僕と同じような経験をしていて、ある種、失敗を糧に実力をつけるのには理にかなっていると思った)
しかし、証券マンというのは勤務時間が長く激務だったので「楽して稼ぎたい派」の僕は長続きせずに、わずか1年で自己都合退職。
その後は「自由に働きたい」という目標からも、「就職をいう選択肢を取ればまた同じ道を歩むだけだ」と思い個人投資家として生きる道を選んだ。
(退職は悪いことと思っていない。自分の生きる道を見つけたなら、その道に自ら歩み寄らないといけないからね。)
個人投資家になった僕は、最初の方は専業としてトレード一本で稼いでいこうと思った。
幸いにも月20〜30万くらい、証券マン時代にもらっていた給料くらいには稼げていたので、不自由ない暮らしはできた。
ただし、専業トレーダーの生活は辛いもので、1日中パソコンに張り付いたり、寝ている間も相場は動くので緊張で眠れず睡眠不足になることも多くなった。
そして、僕は体を壊した。
運動不足や食生活など生活習慣による原因が大きいが、このまま専業トレーダーとして生活を続けるのは厳しいと思った。
人間、健康あっての人生。健康でなければいくらお金があっても楽しいことはできない。
トレード依存症になっていた僕は、新しい生き方を探すためにトレードを止め、丸々1年間旅に出ることにした。
トレードを止めた僕は、世の中を知るために世界一周の旅に出た。
実を言うと、専業だった僕は毎日一人でトレードするだけの生活を送っていたので、寂しさを感じていたのだ。
どこかで運命的な出会いをして自分の人生を変えてくれる人に出会いたいと思っていた。
僕は丸々1年、世界30各国を回った。(生活費を稼ぐためにトレードはちょこちょこしていた)

旅を始めて30各国目。最後に訪れたのは飛行機のトランジット目的で来たシンガポールだった。
シンガポールは約12時間の滞在だったが、空港から市内までタクシーで20分しかかからないことから時間潰しに観光をした。
そして、たまたまバーに入り座ったカウンター席に隣に僕の人生を変えてくれる人を出会ってしまったのだ。
話し相手を探しにバーに入った僕は、隣に座っていた白人に声をかけた。
その人はシンガポール在住のフランス人で会社経営をしている人だった。
彼も旅好きで世界一周の話で意気投合し、あって数分しか立っていないが直感的に価値観の合う人だと感じた。
シンガポールはビジネス大国であることから、流れで仕事の話をすることになった。
結論から言うと、シンガポールで会社経営をしている社長だった。
シンガポールを拠点として、世界各国にビジネスを展開しており、日本にも支店があると話していた。
そして僕が専業トレーダーであることや、トレードに疲れて世界一周をしていることも全て話すと、彼はこう言った。
「投資をするなら自分のビジネスに投資をしたらどうだ?」
彼は経営者だったので、自分の作ったビジネスに投資をして自分で事業を伸ばせば必ず成功する。
もし、失敗したとしても勉強や実力をつけることができる、と話してくれた。
そして今、シンガポールなら世界各国から投資家が集まっており、ビジネスや金融でも世界トップレベルになていると言った。

また、シンガポールでは投資(キャピタルゲイン)の税金が非課税だ。つまりFXで稼いだ利益は全額トレーダーの利益にできる。
さらに最近のFX業者はレバレッジが高く追証も発生しないので、トレーダーでも非常に稼ぎやすい時代になっている。(彼の話していたのが、日本で言う「海外FX」)
「だから、今すぐ君はシンガポールに住むべきだよ」と最後に言葉を残し、彼は去っていった。
シンガポールから帰国し、世界一周を終えた僕は、すぐにシンガポールに移住することを決心した。
シンガポールへの移住はお金さえあれば簡単なことだったが、
シンガポール国内で働くには就労ビザ取得が必要で、取得が非常に困難だった。


そして、最初の1〜2年は個人投資家として生活し、その後、トレードの経験を活かして会社設立することを決めた。
会社では主に、投資や海外FXのノウハウ・情報を提供するメディア運営をしたり、投資系の情報サイト監修や記事執筆をおこなったりしている。
(会社経営を始めたのには彼の「投資をするなら自分のビジネスに投資をしたらどうだ?」という言葉にも引っかかっていたこともある)
そして現在、シンガポールの一等地(マーライオンの近く)にオフィスを構えることもできた。

シンガポールの好きなところは、大都会であるのにも関わらず自然が非常に豊かなところだ。
実際、街路樹や公園など非常に多く、どこを見ても緑が目に入る。
今は、シンガポールのゆっくりとした時の流れの中で生活できるのに楽しさを感じている。
これからもこの国で会社経営とトレーダーの二刀流でしっかりと戦っていきたいと思っている。
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