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XMのインジケーター全97種類を徹底解説|おすすめ7選と設定方法

XMのインジケーター全97種類を徹底解説 おすすめ7選と設定方法も

XM歴10年筆者
筆者|桜木ジョン
XM利用歴10年・現役FXトレーダー
  • XM利用歴10年の現役FXトレーダー
  • 金融ライター歴7年(過去大手メディアでも執筆実績あり)
  • シンガポール法人経営者

英国ハーフの現役FXトレーダー。海外大学に進学した後、サークル活動をきっかけに投資を始める。在学中に数百万の損失を経験するも全ての借金を投資で完済。証券会社への就職を経て個人投資家として独立。現在はシンガポールでの起業と投資の二刀流で生活している。この記事では筆者や利用者の体験談、XMのスタッフからの情報を元に安全性評判使い心地他者との比較について包み隠さず公開します。

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XMでトレードを始めたけれど、どのインジケーターを使えばいいか分からずお困りではありませんか?XMのMT4・MT5には豊富なインジケーターが搭載されており、その数は97種類にも及びます。

この記事では、XMで利用できる全インジケーターの中から、特に初心者から中級者におすすめの7つを厳選し、具体的な設定方法まで詳しく解説します。

テクニカル分析の基礎から実践的な活用法まで、この記事を読み終える頃には、あなたもXMのインジケーターを自在に使いこなせるようになります。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

XMについて詳しく知りたい方は、「XMの評判・口コミ」をチェックしてみてください。

XMトレーディングの評判・口コミは? 安全性やメリット・デメリットも徹底解説 XMトレーディングの評判・口コミは?安全性やメリット・デメリットも徹底解説

もくじ

XMで使えるインジケーターは全97種類|MT4とMT5の違い

XMのインジケーター全体像とMT4・MT5の違いを理解し、自分に適したプラットフォーム選択ができるようになります。4つの分類(トレンド系・オシレーター系・ボリューム系・ビルウィリアムス系)の特徴も把握できます。

XMのMT4で使えるインジケーター種類一覧

XMのMT4で使えるインジケーター種類一覧

XMのMT4には豊富なインジケーターが標準搭載されており、初心者から上級者まで様々なニーズに対応しています。MT4のインジケーターは4つの主要カテゴリーに分類され、それぞれが異なる分析目的で使用されます。

  • トレンド系
    移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリックSAR、エンベロープ
  • オシレーター系
    RSI、MACD、ストキャスティクス、CCI、ウィリアムズ%R
  • ボリューム系
    オンバランスボリューム、アキュムレーション/ディストリビューション、マネーフローインデックス
  • ビルウィリアムス系
    オーサムオシレーター、アクセラレーター、アリゲーター、フラクタル、ゲーターオシレーター

MT4の特徴として、安定性が高く、多くのカスタムインジケーターが利用可能な点が挙げられます。

長年にわたって多くのトレーダーに愛用されており、操作に慣れている方にとっては使いやすいプラットフォームです。

XMのMT5で使えるインジケーター97種類一覧

XMのMT5で使えるインジケーター97種類一覧

XMのMT5では、MT4の機能を大幅に拡張し、97種類のインジケーターが利用可能になっています。MT5はMT4の後継プラットフォームとして開発され、より高機能で多彩な分析ツールを提供しています。

  • MT4の全インジケーターに加え、追加の分析ツールが利用可能
  • 21種類の時間足でより詳細な分析が可能
  • 処理速度が向上し、快適なトレード環境を実現
  • 新しいインジケーターが定期的に追加される

MT5独自のインジケーターには、ダブルストキャスティクス、トリプルEMA、適応移動平均線などがあり、より精密なテクニカル分析を行うことができます。

特に、マルチタイムフレーム分析を重視するトレーダーにとって、MT5の豊富な時間足とインジケーターの組み合わせは非常に有効です。

インジケーターの4つの分類|トレンド系・オシレーター系・ボリューム系・ビルウィリアムス系

インジケーターの4つの分類|トレンド系・オシレーター系・ボリューム系・ビルウィリアムス系

XMのインジケーターは、その機能と分析目的によって4つの主要カテゴリーに分類されます。それぞれの特徴を理解することで、相場状況に応じた適切なインジケーター選択が可能になります。

分類主な用途代表的インジケーター適用場面
トレンド系方向性の把握移動平均線、ボリンジャーバンドトレンド相場
オシレーター系買われすぎ・売られすぎ判定RSI、MACD、ストキャスティクスレンジ相場
ボリューム系出来高分析オンバランスボリュームトレンド確認
ビルウィリアムス系総合的市場分析オーサムオシレーター複合分析
  • トレンド系
    価格の方向性と強さを分析し、順張り戦略に適している
  • オシレーター系
    相場の過熱感を測定し、逆張り戦略や押し目・戻り狙いに有効
  • ボリューム系
    価格変動の背景にある需給関係を分析し、トレンドの信頼性を確認
  • ビルウィリアムス系
    ビル・ウィリアムズ氏が開発した独自の理論に基づく包括的分析ツール

初心者の方は、まずトレンド系とオシレーター系のインジケーターから習得することをおすすめします。これらの組み合わせだけでも、十分に効果的なテクニカル分析が可能になります。

XM初心者におすすめのインジケーター7選|使い方と設定方法

実践的に使える7つのインジケーターの具体的な設定値と活用方法を習得できます。各インジケーターの特徴、推奨パラメーター、売買シグナルの見方まで詳しく解説します。

移動平均線|トレンドの方向性を把握する基本中の基本

移動平均線|トレンドの方向性を把握する基本中の基本

移動平均線は、全てのテクニカル分析の基礎となるインジケーターです。過去の一定期間の終値を平均化することで、価格のノイズを除去し、トレンドの方向性を明確に示します。

  • 推奨設定:短期20日、中期50日、長期200日の組み合わせ
  • 上昇トレンド:価格が移動平均線の上にあり、移動平均線が右肩上がり
  • 下降トレンド:価格が移動平均線の下にあり、移動平均線が右肩下がり
  • ゴールデンクロス:短期線が長期線を上抜けすると買いシグナル

移動平均線の最大の利点は、トレンドの継続性を判断できることです。価格が移動平均線に支えられて反発する場面では、トレンドが継続する可能性が高くなります。

初心者の方は、まず20日移動平均線から始めて、相場の流れを掴む練習をしましょう。

ボリンジャーバンド|統計学を活用した順張り・逆張り対応

ボリンジャーバンド|統計学を活用した順張り・逆張り対応

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心として上下に標準偏差を用いたバンドを描画するインジケーターです。統計学的に約95%の価格がバンド内に収まるとされ、精度の高い分析が可能です。

  • 推奨設定:期間20、標準偏差2(これが最も一般的な設定)
  • スクイーズ:バンドが狭まった時は、大きな値動きの前兆
  • バンドウォーク:強いトレンド時に価格がバンドに沿って動く現象
  • 逆張り手法:バンドタッチで反対方向への反発を狙う

ボリンジャーバンドの重要な概念は「バンドウォーク」です。強いトレンドが発生すると、価格が上部バンドまたは下部バンドに沿って動き続けます。

この現象を理解することで、トレンドフォロー戦略に大きな威力を発揮します。

RSI|買われすぎ・売られすぎを数値で判断

RSI|買われすぎ・売られすぎを数値で判断

RSI(Relative Strength Index)は、0から100の数値で相場の過熱感を表すオシレーター系インジケーターです。J.ウェルズ・ワイルダーによって開発され、現在でも多くのトレーダーに愛用されています。

  • 推奨設定:期間14(開発者のワイルダー氏推奨値)
  • 買われすぎ:RSI70以上で売りを検討
  • 売られすぎ:RSI30以下で買いを検討
  • ダイバージェンス:価格とRSIの動きが逆行する現象に注目

RSIの最も重要な概念は「ダイバージェンス」です。価格が高値を更新しているにも関わらずRSIが前回の高値を下回る場合、上昇トレンドの勢いが弱まっている可能性があります。

このシグナルを見逃さないことが、RSI活用の鍵となります。

MACD|トレンド転換のタイミングを的確に捉える

MACD|トレンド転換のタイミングを的確に捉える

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、異なる期間の指数移動平均線の差を利用したインジケーターです。トレンドの変化を早期に察知する能力に優れ、多くのプロトレーダーが愛用しています。

  • 推奨設定:短期EMA12、長期EMA26、シグナル線9
  • ゴールデンクロス:MACD線がシグナル線を上抜けで買いシグナル
  • デッドクロス:MACD線がシグナル線を下抜けで売りシグナル
  • ヒストグラム:MACD線とシグナル線の差を棒グラフで表示

MACDヒストグラムは、MACD線とシグナル線の乖離を視覚化したものです。ヒストグラムが0ラインを超えた瞬間は、MACD線とシグナル線のクロスと同じタイミングになり、売買シグナルの先行指標として活用できます。

一目均衡表|日本発の総合的なトレンド分析ツール

一目均衡表|日本発の総合的なトレンド分析ツール

一目均衡表は、日本人の一目山人によって開発された独特なテクニカル分析手法です。5つの線と雲によって構成され、時間軸を重視した総合的な相場分析を行うことができます。

  • 転換線(9):短期的なトレンドを示す
  • 基準線(26):中期的なトレンドを示す
  • 先行スパン1・2:将来の支持・抵抗線を予測(雲を形成)
  • 遅行スパン:26日前にシフトした終値線

一目均衡表の「雲」は、先行スパン1と先行スパン2の間を塗りつぶした部分で、強力な支持・抵抗として機能します。価格が雲の上にある時は強気相場、雲の下にある時は弱気相場と判断できます。

雲のねじれ(厚い部分から薄い部分への変化)は、トレンド転換の重要なシグナルです。

ストキャスティクス|精度の高い売買シグナルを生成

ストキャスティクス|精度の高い売買シグナルを生成

ストキャスティクスは、ジョージ・レーンによって開発されたオシレーター系インジケーターです。RSIと比較して感度が高く、より素早い売買シグナルを提供します。

  • 推奨設定:%K期間14、%D期間3、スローイング3
  • 買われすぎ:80以上で売りを検討
  • 売られすぎ:20以下で買いを検討
  • %Kと%Dのクロス:より精密な売買タイミングを提供

ストキャスティクスの特徴は、RSIよりもシグナルが早く現れることです。ただし、その分ダマシも多くなるため、他のインジケーターとの組み合わせや、トレンドとの整合性を必ず確認することが重要です。

パラボリックSAR|トレンドフォローに最適な指標

パラボリックSAR|トレンドフォローに最適な指標

パラボリックSAR(Stop and Reverse)は、ウェルズ・ワイルダーが開発したトレンドフォロー型のインジケーターです。チャート上にドット(点)で表示され、視覚的に分かりやすいのが特徴です。

  • 推奨設定:Step 0.02、Maximum 0.2(デフォルト値が最適)
  • 買いシグナル:ドットが価格の下から上に移動した時
  • 売りシグナル:ドットが価格の上から下に移動した時
  • トレイリングストップ:利益確定の目安としても活用可能

パラボリックSARの最大の利点は、明確な損切りラインを提供することです。ポジションを持った後は、SARのドットを損切りの目安として使用でき、感情に左右されない機械的なトレードが可能になります。

ただし、レンジ相場では頻繁にシグナルが点灯するため、トレンドが明確な相場での使用がおすすめです。

XMのインジケーター追加・削除・設定方法|PC・スマホ別解説

PC版とスマホ版でのインジケーター操作方法を完全マスターできます。標準インジケーターの追加からカスタムインジケーターのインストール、削除方法まで全て解説します。

MT4・MT5でのインジケーター追加手順|Windows・Mac対応

MT4・MT5でのインジケーター追加手順|Windows・Mac対応

XMのMT4・MT5で標準インジケーターを追加する方法は非常にシンプルです。

以下の手順に従って操作すれば、誰でも簡単にインジケーターを表示できます。

メニューからインジケーターを選択

MT4・MT5の上部メニューバーから「挿入」→「インジケーター」の順にクリックします。

4つのカテゴリー(トレンド・オシレーター・ボリューム・ビルウィリアムス)から目的のインジケーターを選択してください。

パラメーター設定画面で調整

インジケーターを選択すると設定画面が表示されます。期間や計算方法、表示色などを自分の好みに調整できます。

初心者の方は、まずデフォルト設定のまま使用することをおすすめします。

チャートに表示完了

「OK」ボタンをクリックすると、インジケーターがチャート上に表示されます。

WindowsとMacで基本的な操作に変わりはありませんが、右クリックメニューがMacでは「Control+クリック」になる点にご注意ください。

ナビゲーター経由での追加方法も便利です。MT4・MT5画面左側のナビゲーターから「インジケーター」フォルダを開き、使用したいインジケーターをチャートにドラッグ&ドロップするだけで簡単に追加できます。

カスタムインジケーターのインストール方法|MQL4・MQL5フォルダへの導入

カスタムインジケーターのインストール方法|MQL4・MQL5フォルダへの導入

カスタムインジケーターを使用することで、標準インジケーターでは得られない独自の分析が可能になります。

ただし、インストールには特定の手順が必要で、安全性の確認も重要です。

インジケーターファイルのダウンロード

信頼できるサイトから.mq4(MT4用)または.mq5(MT5用)ファイルをダウンロードします。

GogoJungle、MQL5.com、個人ブログなどが主な配布元です。

ダウンロード前にウイルスチェックを必ず実行してください。

データフォルダにアクセス

MT4・MT5の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択します。

開いたフォルダ内の「MQL4」(または「MQL5」)→「Indicators」フォルダに、ダウンロードしたファイルをコピーします。

MT4・MT5の再起動と確認

MT4・MT5を一度閉じて再起動します。

ナビゲーターの「インジケーター」→「カスタム」フォルダ内に、インストールしたインジケーターが表示されていれば成功です。

チャートにドラッグ&ドロップして使用開始できます。

  • 不明な配布元からのダウンロードは避け、評判の良いサイトを利用する
  • ファイルダウンロード前に必ずウイルススキャンを実行する
  • MT4用インジケーターはMT5では使用できない(互換性なし)
  • バックアップとして重要なインジケーターは別途保存しておく

XMスマホアプリでのインジケーター設定|90種類以上を手軽に活用

XMスマホアプリでのインジケーター設定|90種類以上を手軽に活用

XMのスマホアプリ(MT4・MT5・XMアプリ)では、外出先でも豊富なインジケーターを活用したテクニカル分析が可能です。90種類以上のインジケーターが利用でき、PC版に近い分析環境を実現しています。

  • チャート画面右上の「f」マークをタップしてインジケーター選択画面を開く
  • 「メインウィンドウ」(トレンド系)または「サブウィンドウ」(オシレーター系)から選択
  • インジケーター名をタップして、パラメーター設定画面で数値を調整
  • 「完了」をタップしてチャートに表示、複数のインジケーターの同時表示も可能

スマホ版の制限として、カスタムインジケーターは使用できませんが、標準搭載されているインジケーターだけでも十分に高度な分析が可能です。

通勤時間や休憩時間を活用して、相場分析を行うトレーダーにとって非常に便利な機能です。

スマホアプリでXMのMT4/MT5を使って取引したい方は、こちらの記事でダウンロード・ログイン方法から使い方までを詳しく解説しています。

XMスマホアプリ(MT4MT5)で取引! ダウンロード・ログイン手順と使い方を解説! XMスマホアプリ(MT4/MT5)で取引!ダウンロード・ログイン手順と使い方を解説!

インジケーターの削除方法|不要なツールの効率的な除去

インジケーターの削除方法|不要なツールの効率的な除去

チャートが見づらくならないよう、不要なインジケーターは定期的に削除することが重要です。適切な削除方法を覚えることで、常にクリーンなチャート環境を維持できます。

  • 個別削除:インジケーター上で右クリック→「削除」を選択
  • 一括削除:チャート上で右クリック→「表示中のインジケーター」→「削除」
  • 設定リセット:「チャート」メニュー→「テンプレート」→「Default」を適用
  • スマホ版削除:インジケーター一覧でスワイプして「削除」をタップ

効率的なチャート管理のコツは、使用するインジケーターを3-5個程度に絞ることです。多すぎるインジケーターは分析の妨げとなり、判断を遅らせる原因になります。

定期的にチャートを見直し、本当に必要なインジケーターのみを残すよう心がけましょう。

勝率アップのインジケーター組み合わせ戦略|最強の3パターン

単体では限界のあるインジケーターを効果的に組み合わせることで、より精度の高いトレードが可能になります。

実際に多くのプロトレーダーが使用している3つの最強パターンを解説します。

移動平均線×RSI|トレンド方向性と売買強弱の同時確認

移動平均線×RSI|トレンド方向性と売買強弱の同時確認

移動平均線とRSIの組み合わせは、最もポピュラーで効果的な組み合わせの一つです。トレンドの方向性と相場の過熱感を同時に確認できるため、初心者から上級者まで幅広く活用されています。

  • 買いエントリー条件:価格が移動平均線の上にあり、RSIが30以下から50を超えた時
  • 売りエントリー条件:価格が移動平均線の下にあり、RSIが70以上から50を下回った時
  • 利食い目安:RSIが逆方向の過熱水準(70または30)に到達した時
  • 損切り設定:移動平均線を明確に抜けた時点で損切り実行

この組み合わせの最大の利点は、トレンドフォローでありながらエントリータイミングを精密化できることです。

移動平均線だけだと押し目や戻りのタイミングが分かりづらいですが、RSIを加えることで「トレンド方向への押し目買い・戻り売り」のポイントを明確に特定できます。

  • 強いトレンド中はRSIが長時間過熱水準にとどまることがある
  • レンジ相場では移動平均線が頻繁に交差してダマシが多発する
  • 両方のシグナルが揃うまで待つことで、エントリーチャンスが限定される

ボリンジャーバンド×MACD|統計的根拠とシグナルの二重チェック

ボリンジャーバンド×MACD|統計的根拠とシグナルの二重チェック

ボリンジャーバンドの統計的な分析とMACDのトレンド分析を組み合わせることで、より信頼性の高い売買シグナルを得ることができます。

この組み合わせは、順張り・逆張り両方の戦略に対応できる汎用性の高さが特徴です。

  • 順張りパターン:バンドブレイクアウトとMACDゴールデンクロスの同時発生
  • 逆張りパターン:バンドタッチとMACDダイバージェンスの組み合わせ
  • スクイーズ狙い:バンド幅縮小時にMACDクロスが発生したら大きな値動きを期待
  • 利確タイミング:反対側のバンドタッチまたはMACDの再クロス

特に重要なのは「スクイーズブレイクアウト」のパターンです。ボリンジャーバンドが縮小した後の拡大とMACDクロスが同時に発生した場合、大きなトレンドの始まりを示している可能性が高くなります。

このパターンでは、通常よりも大きなポジションサイズでエントリーすることも検討できます。

リスク管理の観点では、ボリンジャーバンドの中心線(移動平均線)を損切りラインとして活用し、MACDの再クロスを早期手仕舞いのシグナルとして使用することで、損失を最小限に抑えながら利益を最大化できます。

一目均衡表×ストキャスティクス|総合分析と精密なエントリーポイント

一目均衡表×ストキャスティクス|総合分析と精密なエントリーポイント

一目均衡表の総合的な相場分析にストキャスティクスの精密なタイミング測定を組み合わせることで、日本独自の手法を活かした高精度なトレードが可能になります。

特に中長期的な視点を持つトレーダーに適しています。

  • 雲上抜けと転換線・基準線クロスが確認された後、ストキャスティクスで押し目を狙う
  • 雲がサポートとして機能している場面で、ストキャスティクス20以下からの反発を狙う
  • 遅行スパンが実体を上抜けし、同時にストキャスティクスがゴールデンクロス
  • 雲のねじれポイント近辺で、ストキャスティクスの過熱解消を待ってエントリー

この組み合わせの特徴は、一目均衡表の「時間論」を活用できることです。基準線の26日、転換線の9日、雲の先行期間26日など、一目均衡表特有の時間概念とストキャスティクスの短期的なリズムを組み合わせることで、相場の「呼吸」を感じ取れるようになります。

上級者向けの活用法として、雲の厚さとストキャスティクスの値動きの関係性に注目してください。

厚い雲がサポート・レジスタンスとして機能している時は、ストキャスティクスも比較的安定した動きを見せます。逆に薄い雲の部分では、ストキャスティクスも敏感に反応しやすくなります。

XMのインジケーター活用で知っておくべき注意点とコツ

インジケーター使用時の落とし穴を回避し、より効果的に活用するためのベストプラクティスを学べます。

よくある失敗パターンとその対策を知ることで、安定したトレード成績を目指せます。

インジケーターを入れすぎるリスク|判断材料の過多による混乱

インジケーターを入れすぎるリスク|判断材料の過多による混乱

初心者トレーダーが陥りがちな最も大きな落とし穴が「インジケーターの入れすぎ」です。多くのインジケーターを表示することで、より正確な分析ができると錯覚しがちですが、実際には判断を困難にする要因となってしまいます。

  • 分析麻痺:情報過多により決断が遅れ、絶好のエントリーチャンスを逃す
  • 矛盾するシグナル:複数のインジケーターが異なる方向を示し、混乱を招く
  • チャートの視認性低下:重要な価格アクションやサポート・レジスタンスが見えにくくなる
  • 処理速度の低下:多くのインジケーターがMT4・MT5の動作を重くする

適切なインジケーター数の目安は3-5個程度です。トレンド系1-2個、オシレーター系1-2個、必要に応じてボリューム系を1個追加する程度に留めることをおすすめします。

重要なのは、選択したインジケーターの特性を深く理解し、それぞれの役割を明確に分けることです。

段階的な導入方法として、まず移動平均線1つから始めて、慣れてきたらRSIを追加、その後必要に応じて他のインジケーターを加えていくというアプローチが効果的です。

新しいインジケーターを追加する際は、必ずデモ口座で十分に検証してから実際のトレードに活用しましょう。

メジャーなインジケーターを選ぶべき理由|多数のトレーダーとの共通認識

メジャーなインジケーターを選ぶべき理由|多数のトレーダーとの共通認識

インジケーター選択において、知名度や使用者数は非常に重要な要素です。メジャーなインジケーターを使用することで、市場参加者との「共通言語」を持つことができ、より効果的な分析が可能になります。

  • 自己実現的予言効果:多くのトレーダーが注目する水準で、実際に相場が反応しやすい
  • 情報・教材の豊富さ:書籍やセミナー、オンライン情報が充実している
  • サポート体制:問題発生時の解決策やコミュニティサポートが利用可能
  • 継続的な改良:多くのユーザーからのフィードバックにより、継続的に改良される

例えば、ボリンジャーバンドの±2σやRSIの70/30レベルは、世界中のトレーダーが意識する水準です。これらのレベルで実際に相場が反応することが多いのは、多くの参加者が同じポイントを注視しているからです。

マイナーなインジケーターでは、このような市場参加者との同期効果は期待できません。

相場状況による使い分け|トレンド相場とレンジ相場での最適選択

相場状況による使い分け|トレンド相場とレンジ相場での最適選択

インジケーターの効果は相場環境によって大きく変わります。トレンド相場とレンジ相場では、最適なインジケーターが異なるため、相場状況を正しく認識して使い分けることが重要です。

相場環境有効なインジケーター避けたいインジケーター戦略
トレンド相場移動平均線、パラボリックSARRSI、ストキャスティクス順張り・トレンドフォロー
レンジ相場RSI、ストキャスティクス移動平均線、MACD逆張り・支持抵抗線反発
転換期MACD、一目均衡表パラボリックSARブレイクアウト狙い

相場環境の判断方法として、まず日足・4時間足でより大きな時間軸のトレンドを確認し、その後1時間足・15分足でエントリータイミングを計ることをおすすめします。大局的にはトレンド相場でも、短期的にはレンジ状態になることがあるため、マルチタイムフレーム分析が重要です。

  • トレンド相場の特徴:高値・安値を切り上げ(下げ)ながら一方向に進む
  • レンジ相場の特徴:明確な上値・下値抵抗線の間で価格が往復
  • 切り替えタイミング:重要な支持・抵抗線のブレイクで戦略変更
  • 判断に迷う場合:様子見を選択し、明確になるまで待つ

カスタムインジケーター利用時の安全性確保|信頼できるソースの選び方

カスタムインジケーター利用時の安全性確保|信頼できるソースの選び方

カスタムインジケーターは標準インジケーターでは得られない独自の分析を可能にしますが、セキュリティリスクも伴います。

安全にカスタムインジケーターを活用するために、適切なダウンロード元の選択と事前チェックが不可欠です。

  • MQL5.com:MetaQuotes社公式のインジケーター配布サイト
  • GogoJungle:国内大手のFXツール販売プラットフォーム
  • 有名FXブログ:長期間運営され評判の良い個人サイト
  • フォーラム・コミュニティ:ユーザー評価やレビューが確認できるサイト
  • 不明な配布元や怪しいサイトからのダウンロードは絶対に避ける
  • ファイル拡張子が.ex4/.ex5/.mq4/.mq5以外のものは使用しない
  • ダウンロード前にウイルススキャンソフトでファイルをチェック
  • インストール前にMT4・MT5の重要設定をバックアップ

安全性確保のための追加対策として、新しいカスタムインジケーターは必ずデモ口座で十分にテストしてから本番環境に導入することを強く推奨します。

また、重要なトレード資金を扱う口座では、検証済みのインジケーターのみを使用し、実験的なツールは避けるようにしましょう。

XMのインジケーターでよくある質問

XMのインジケーター使用時によく寄せられる疑問にお答えします。技術的な制約や注意点を理解することで、よりスムーズにインジケーターを活用できるようになります。

XMのWebトレーダーでカスタムインジケーターは使える?

XMのWebトレーダーでは、残念ながらカスタムインジケーターを使用することはできません。Webトレーダーはブラウザベースのプラットフォームのため、外部ファイルのインストール機能に制限があります。

  • 利用可能:標準搭載されている30種類以上のインジケーター
  • 制限事項:.mq4/.mq5ファイルのインストール不可
  • 代替案:MT4・MT5デスクトップ版の併用を推奨
  • 活用場面:外出先での基本的な分析や緊急時の取引

Webトレーダーは、ソフトウェアのインストールが不要で手軽に利用できる利点があります。

標準インジケーターだけでも十分に高度な分析が可能なので、まずは基本的なインジケーターをマスターしてから、必要に応じてデスクトップ版の導入を検討しましょう。

MT4のインジケーターをMT5で使用することは可能?

MT4用に開発されたカスタムインジケーターをMT5で使用することは、基本的にはできません。

これは、MT4とMT5で使用されているプログラミング言語(MQL4とMQL5)が異なるためです。

  • MT4:MQL4言語で開発、.mq4/.ex4ファイル形式
  • MT5:MQL5言語で開発、.mq5/.ex5ファイル形式
  • 互換性:プログラム構造が異なるため直接的な互換性なし
  • 移植作業:開発者による書き換えが必要(自動変換は不可)

ただし、人気のあるMT4インジケーターの多くは、開発者やコミュニティによってMT5版が作成されています。同等の機能を持つMT5対応版を探すか、標準搭載されているインジケーターで代替できないかを検討してみてください。

MT5の標準インジケーターは非常に充実しているため、多くの場合は十分な分析が可能です。

スマホアプリでカスタムインジケーターは追加できる?

XMのスマホアプリ(MT4・MT5・XMアプリ)では、カスタムインジケーターを追加することはできません。

これは、モバイル環境でのセキュリティ制約とアプリの安定性を保つための仕様です。

  • 利用可能:90種類以上の標準インジケーター
  • 機能性:PC版に近い高度な分析が可能
  • 利便性:外出先でのリアルタイム分析に最適
  • 同期機能:PC版との設定共有(一部制限あり)

スマホアプリの制限を補うため、重要な分析はPC版で行い、外出先では既存の分析結果の確認とポジション管理に集中するという使い分けが効果的です。

スマホアプリでは、アラート機能やプッシュ通知を活用して、重要な価格レベルに到達した際の通知を受け取ることもできます。

インジケーターの設定パラメーターはどう決める?

インジケーターのパラメーター設定は、トレードスタイルと相場環境に応じて調整する必要があります。

適切な設定を見つけることで、インジケーターの効果を最大限に引き出すことができます。

  • デフォルト値の確認:まず開発者推奨の標準設定で使用してみる
  • 時間軸に合わせた調整:短期取引では期間を短く、長期では長めに設定
  • 通貨ペアの特性考慮:ボラティリティの高い通貨ペアでは感度を下げる
  • バックテストによる検証:過去データで設定値の有効性を確認

パラメーター調整で最も重要なのは、過度な最適化(カーブフィッティング)を避けることです。過去のデータに完璧に合わせた設定は、将来の相場では機能しない可能性が高くなります。

一般的に使用されている設定値(移動平均線20・50・200、RSI14期間など)から始めて、必要に応じて微調整する程度に留めることをおすすめします。

移動平均線:短期20・中期50・長期200(最も一般的な組み合わせ)
RSI:期間14、買われすぎ70、売られすぎ30
MACD:短期EMA12、長期EMA26、シグナル9
ボリンジャーバンド:期間20、標準偏差2
ストキャスティクス:%K期間14、%D期間3、スローイング3

XMのインジケーターについて【まとめ】

この記事のポイントをまとめると以下の通りです。

  • XMではMT5で97種類、MT4でも豊富なインジケーターが利用可能
  • 初心者には移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなど基本的な7つがおすすめ
  • インジケーターは組み合わせることで精度が大幅に向上する
  • PC・スマホ両方で豊富なインジケーターを活用できるが、カスタムインジケーターはPC版のみ
  • 過度に多くのインジケーターを使用すると逆効果になるため、3-5個程度に絞る

まずは今回紹介した基本的なインジケーターから1-2個を選んで、XMのデモ口座で実際に試してみることをおすすめします

各インジケーターの特性を理解し、自分のトレードスタイルに合った組み合わせを見つけることで、着実にトレード成績の向上を目指してください。

慣れてきたら、より高度な組み合わせパターンに挑戦し、あなただけの勝てる手法を構築していきましょう。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

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