このサイトではXMのすべてを解説しています

XMのVPSは低スペック?VPSサービス9社比較!利用条件・使い方

VPS XM ゼロカット

筆者|桜木ジョン
XM利用歴10年・現役FXトレーダー
  • XM利用歴10年の現役FXトレーダー
  • 金融ライター歴7年(過去大手メディアでも執筆実績あり)
  • シンガポール法人経営者

英国ハーフの現役FXトレーダー。海外大学に進学した後、サークル活動をきっかけに投資を始める。在学中に数百万の損失を経験するも全ての借金を投資で完済。証券会社への就職を経て個人投資家として独立。現在はシンガポールでの起業と投資の二刀流で生活している。

>>筆者の詳しいプロフィール

続きを見る

この記事を見ているあなたは、XMのVPSのスペックや無料で使う条件について知りたいのでは。

結論から言うとXMでは、2つの条件をクリアするだけで高性能なBeeks社のVPSが無料で使い放題です。

  1. 口座残高が1,000ドル以上
  2. 月に合計5ロット以上の取引

自動売買メインで取引するトレーダーなら、XMの無料VPSを使うことでコストを惜しむこと無く、快適なトレード環境を手に入れられます。

この記事では、XMのVPSのスペックを国内・海外の合計9社と徹底比較。

実際の利用方法まで詳しく解説しているので、最後まで読めば失敗することなくXMでVPSを使いこなすことができるでしょう。

>>今すぐXMで無料VPSを使う

XM ボーナスキャンペーン

1. XMの無料VPSのスペック

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
メモリ(RAM)1.5GB
CPU1コア
ディスク20GB
月額(※)28ドル
※VPSは、条件達成で無料で利用できます。

XMの無料VPSは、ロンドンにサーバーを置くBeeks社のVPSを提供しています。

海外のVPSなら真っ先に「Beeks社」の名前が上がるほど知名度が高く、ハイスペックのVPSを提供していることでも有名です。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

2. XMのVPSを無料で使う2つの条件

XMのVPSを無料で使う条
  1. 口座残高が1,000ドル以上
  2. 月に合計5ロット以上の取引

XMでは上記2つの条件を満たすことでVPSが無料で利用できます。

条件を満たせない場合は、次月からVPS利用料として月28ドルが口座から引かれるので注意が必要です。

上記条件が満たせない場合でも、月28ドルを支払えばVPSを有料利用することもできます。

条件①:口座残高が1,000ドル以上

1つめの条件は、XMのアカウントの口座残高が合計1,000ドル(約14万円)以上あることです。

以前は5000ドル以上でしたがリニューアルで利用ハードルが下がりました

1つの口座に1,000ドル以上ではなく、すべての口座の合計残高が1,000ドルを満たしていればクリアです。

例えば、複数口座を持っている場合は

  • A口座:500ドル
  • B口座:100ドル
  • C口座:400ドル

という形で、アカウント内で合計1,000ドル以上の残高があれば1つめの条件はクリアです。

条件②:月に合計5ロット以上の取引

2つ目の条件は、月に往復5ロット(50万通貨)以上の取引を達成することです。

※マイクロ口座の場合は、往復500ロットの取引が必要。

例)ドル/円をレバレッジ1000倍で取引した場合

取引単位必要証拠金有効証拠金
(口座残高)
証拠金維持率
1ロット14,500円145,000円1000%
3ロット43,500円145,000円333%
5ロット72,500円145,000円200%
1ドル=145円で計算

レバレッジ1000倍で取引をする場合、1000ドルの有効証拠金で5ロットを一度に取引するのはリスクが高いので、

1ロット×5回など複数回に分けて取引量を達成することをオススメします。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

3. XMのVPSを他社と比較

3-1. 海外FX業者3社の無料VPSと比較

XMFBSTraders Trust
メモリ(RAM)1.5GB4GB1.3GB
CPU1コア2コア1コア
ディスク20GB60GB22GB
月額(※)28ドル28ドル30ドル
無料の条件1. 口座残高が1000ドル万円以上
2. 月に合計5ロット以上の取引
1. 450ドル以上の入金で1ヵ月無料
2. 2ヵ月目以降は合計3ロット以上の取引
1. 口座残高が20万円以上
2. 月に合計5ロット以上の取引

※条件を達成できなかった場合は、月額でVPS利用料が発生します。

海外FXではXMの他にも無料VPSを提供している業者があります。

スペックだけで比較すると、FBSの無料VPSが最もハイスベックと言えます。

一方、XMのVPSは他社と比べても大きく劣らず、業者としての信頼性も高いので、安全に取引したい方はXMがオススメです。

この記事の筆者
この記事の筆者

VPSはハイスペックでもFX業者自体の相性もあるので、

「自分に合うFX業者」で優先的に選ぶことをオススメします!

3-2. 海外製の有料VPSと比較

XMVULTRFX VPSW2Cloud
メモリ(RAM)1.5GB2GB2GB2GB
CPU1コア2コア1コア2コア
ディスク20GB45GB40GB20GB
月額28ドル(無料)20ドル25ドル18.5ドル

XMのVPSを無料で使う条件が達成できそうにない人は、海外製の有料VPSを利用することもオススメです。

特に海外FXでは、取引が行われるFX業者のサーバーと、VPSの距離が物理的に近い程、通信速度が速くなるため、

海外FXで快適にトレードしたい方は、海外製のVPSを使うことが最も効果的です。

XMのVPSと同価格帯の海外製VPSを比較すると、特に「VULTR」が優秀な印象です。

実際、VULTRは海外VPSの中でも非常に評判が良く、上級トレーダーからも愛用されています。

もちろん、XMでVPSを無料で使える事に越したことはありませんが、同価格帯でハイスペックの有料VPSが使いたい方はVULTRもオススメです。

※海外製の有料VPSを使う際には、英語の知識も必要になります。

この記事の筆者
この記事の筆者

VPSを選ぶ際には「XMの取引サーバーと近い場所のVPS」を選ばないと意味がないです!

3-3. 国内製の有料VPSと比較

XMお名前.comConoHaさくらのVPS
メモリ(RAM)1.5GB1.5GB1GB1GB
CPU1コア2コア2コア1コア
ディスク20GB60GB100GB30GB
月額28ドル(無料)1,230円780円972円

XMのVPSを無料で使う条件が達成できない方で、

  • 英語がわからない
  • なるべくコスト安く抑えたい

という方は、日本語で使えるコスパ抜群の国内VPSがオススメです。

特に、GMOクラウドのVPSはスペックが比較的高い上に、月額780円とコスパが最強です。

ただし、国内VPSの場合、サーバーの場所が日本にある場合が多いので、海外FXでの取引は若干不利になります。

もちろん国内製VPSでも、ニューヨークやロンドンなどにサーバーを配置している業者もあります。

そのため、コスパよく快適な速度で取引したいのであれば、海外にサーバーが配置されているVPSを選びましょう。

3-3-1. 海外FXのサーバーの場所はどうやって調べたらいい?

海外FX業者がサーバーを配置している位置は、基本的に

  • ニューヨーク
  • ロンドン
  • 香港

が多い印象です。

海外業者のサーバーの場所は「こちら」のサイトで業者名を入力すると検索できます。

そのため、まず自分の利用する業者のサーバーの位置を調べ、物理的にサーバーと近いVPSを選ぶことがオススメです。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

4. XMで無料VPSを使うべき3人のタイプ

XMで取引するなら絶対に無料VPSの利用をオススメきるのは3人のタイプ。

VPSは誰にでもオススメできる訳ではなく、自動売買やスキャルピングなどサーバーに大きな負荷をかける取引をする人にオススメできます。

なぜ、3人のタイプがVPSを絶対に利用すべきなのか、詳しく解説します。

4-1. 自動売買で取引する人

FXでVPSを利用している人のほとんどが、自動売買(EA)で取引する人です。

特に、24時間体制で自動売買を稼働させている人は、自分のPCで取引していると、電気代の高騰やPCの消耗などが起こります。

さらに、寝ている時などにPCトラブルが起こった際には、EAをコントロールできずに多額の損失を負ってしまうリスクもあります。

一方で、VPSで自動売買を稼働させていれば、PCを付けっぱなしにする必要がないので、電気代の高騰やPCトラブルも心配いりません。

そのため、安全かつ快適に自動売買を取引したい人は絶対に無料VPSを利用すべきです。

4-2. スキャルピングで取引する人

FXでスキャルピングを行う人も、快適に取引したいのであればVPSの利用をオススメできます。

スキャルピングは数秒間の短いスパンで取引することも、約定力の高さが重要になります。

そのため、なるべくスリッページが起きにくい環境で取引するのであれば、サーバーの速度が早いVPSを利用して取引することがオススメです。

4-3. Windows以外のPCを使っている人

海外FXでは通常、Windows仕様の取引ツールが主要です。

もちろんXMではMac向けのMT4も提供しているので、Windows・Macどちらの端末でも取引可能です。

しかし、それ以外のマイナー機種に関しては、取引環境が整えられない場合もあります。

そのため、新しくWindowsのPCを買うことなく取引するのであれば、VPSを利用することも効果的です。

むしろVPSを利用した方が通信速度が快適なため、新しくWindowsPCを買うよりもオススメできるかもしれません。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

5. XMの無料VPS利用者の感想

5-1. XMのVPSを使って良かったという声

XMのVPS速い!

Twitterから引用

XMのVPSに変えたら今のところ全く途切れないや。

最高。

#VPS

Twitterから引用

VPSに切り替えるだけでも、かなり快適に取引できるみたいですね。

やっぱ俺のパソコンじゃXM使ってるとたまにカクついたり遅くて取引出なかったりするからVPSにするわ…。

ラグで取引できないとモヤッとする。

Twitterから引用

低スペックのPCを使っている人も、VPSを利用することでトレード環境を大きく改善できますね。

控えめに言ってお金のない学生MACユーザーにとってWindowsでしか使えないパソコン版MT4やMT5を使えるようになるVPSって有能すぎでは??EAのために24時間パソコン動かす必要ないし。。 XMの無料VPSに乗り換えたいが、海外口座に大金を預ける勇気がないので、お名前ドットコム使うの辛み。

Twitterから引用

1000ドル以上のまとまった資金があるMacユーザーは、わざわざWindowsに乗り換えることなくVPSで取引できますね。

私はXMに付帯するVPSは海外サーバなので日本からは操作感が物凄いもっさり感強かったです(サーバと物理的にめっちゃ離れてるから)。その分、XMのサーバへの通信速度倍ぐらい違ったきがする。 あ、どうしよ、3500円でもう一度契約して お名前コムと比較したい欲めっちゃ今ある。やっちゃう?

Twitterから引用

XMのサーバーと無料VPSは海外にあるので、日本から利用する場合は日本→VPSの速度は遅くなります。

ただし、VPSとXMサーバーの距離は非常に近くなるため、VPS→XMサーバーのスピードは非常に高くなります。

5-2. XMのVPSはイマイチだったという声

おはようございます

今週はいろいろと忙しくてノートレードでした。EA君もお休み中です

VIX値が少し落ちてきたので、来週あたりから、様子を見つつEAを稼働していこうと思います。

ある程度トレードしないとXMのVPS代が無料にならないんですよね

Twitterから引用

確かに、VPSを無料で使うには口座残高1000ドル以上という部分が若干ハードル高いですね。

もちろん、自動売買の稼働には十分な資金が必要なので、慣れている方にとっては達成できるでしょう。

XMのVPSのことを調べていたら、あれってXMの口座から料金を引かれるようだね。ってことは生活費の削減ってあまり意味がなかった。3000円くらいマッハならすぐに稼ぎ出すから。今月はあと1週間くらいしかないので、XM VPSの契約は3月からにしようかな。

Twitterから引用

XMのVPSは、無料で利用できる条件が達成できなければ月28ドル(約3,000円)の有料になってしまいます。

利用料はXMの口座から引かれる仕組みになっており、月途中で契約した場合は日割りでの計算になります。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

6. XMの無料VPSの使い方【5ステップ】

step1
XMで口座開設

XMの口座をお持ちでない方は、まず口座開設を行います。

口座開設申請にかかる時間は2分ほどです。

※2022年現在、XMで新規口座開設する場合、3,000円の口座開設ボーナスがもらえます。

step2
XMへ入金

XMでVPSを無料で使うためには、1000ドル以上の口座残高が必要です。

そのため、VPSをリクエストする前に口座への入金を済ませておきましょう。

※2022年現在、XMでは入金ボーナスによって最大50万円まで資金を倍増させることが可能です。

step3
VPSをリクエスト

会員ページ上部のメニューバーから「口座>VPS」をクリックします。

VPSの申し込み画面に移ると、無料で使える条件、

  • 口座残高が1000ドル以上
  • 月に合計5ロット以上の取引

2つがクリアできていると、「無料VPSの登録をお申込み頂けます」との表記があります。

「VPSをリクエストする」をクリックし、利用したい取引口座を確認したら「確定」を押しましょう。

step4
Beeksからのメールを確認

VPSのリクエストが完了すると、XMが提携するVPS業者であるBeeks社から24時間以内にメールが届きます。

※万が一、メールが届かない場合はXMのサポートに連絡しましょう。

Beeks社からのメールには、

  • IP Address
  • Username
  • Initial Password

3つのログイン情報が記載されているので、しっかりとメモやブックマークを残しておきましょう

step5
VPSに接続

VPSへの接続方法は、Windows・Macによって違いがあります。

以下お使いの端末に従って、VPSへ接続しましょう。

VPSへの接続はネットからではなく、お使いのPCから行います。

デスクトップの検索窓に「リモートデスクトップ」と入力し、「リモートデスクトップ接続」をクリックします。

すると、画面に「コンピューター(C):」と表示されますので、IP Addressを入力しましょう。

IPアドレスを入力すると画面が切り替わり、「Administrator」・「BeeksAdmin」2つの選択肢が表示されますので、「Administrator」をクリック。

次に、パスワード入力画面が表示されるので「Initial Password」を入力します。

Initial Passwordを入力すると、同画面に

  • New password(新しいパスワードを設定)
  • Confirm password(新しいパスワードの確認)

と言う項目が出てきます。

これは、新しいパスワードを設定する必要があるので入力しましょう。

新しいパスワードを入力するとVPSに接続完了です。

※新しく設定したパスワードは忘れないようにメモを残しておきましょう。

MacからWindowsサーバーに接続するためには、まず「Microsoft Remote Desktop」というアプリが必要になるのでインストールしましょう。

インストールが完了したら「Microsoft Remote Desktop」を起動します。

アプリを起動すると、毎度アプリの説明書きが表示されるので、closeをクリックしましょう。

画面が開くと、左上の+マークの「New」をクリックします。

次に、画面に、

  • Connection name(※こちらは自由に決めて大丈夫です)
  • PC name(IP Addressを入力)
  • User name
  • Password(Initial Passwordを入力)

4つの入力画面が表示されます。

Beeks社からのメールに添付された「PC name」「User name」「Password」3つの情報を入力しましょう。

全ての情報の入力が完了すると、アプリの画面に情報が保存されます。

先ほど保存した情報をクリックし、画面上の「スタート」をクリックしましょう。

これでMacからのVPS接続が完了です。

6-1. VPSは使わなくなれば解約も簡単

XMのVPSは、会員ページの「口座>VPS」の画面から、「サービスを取り消す」をクリックすると簡単に解約できます。

また、XMではVPS利用中に、

  1. 口座残高が1000ドル以上
  2. 月に合計5ロット以上の取引

2つの条件が達成できなくなった場合には、月額28ドルの料金が発生します。

また、仮に口座残高が28ドル以下だった場合、VPSは自動で解約されるので注意が必要です。

まとめ|XMは無料VPSを利用しないと損!

XMでは、2つの条件を達成するだけでVPSを無料で使うことができます。

特に、自動売買で取引する人にとっては、PCトラブルに巻き込まれて大損してしまわないためにもVPSを利用することがオススメです。

ただし、XMのVPSを無料で使う条件が達成できない人は、個人で有料VPSを契約することもオススメです。

  • 高性能な海外製VPSが利用したい人→VULTR
  • 国内のコスパ抜群のVPSが利用したい人→ConoHa

仮に有料でVPSを使うのであればスペック・コスト比較から、特に2社がオススメできます。

この記事を最後まで読んだあなたが、XMの無料VPSのスペック・条件について詳しく理解でき、失敗なく利用できれば幸いです。

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/