- スプレッドが広い
※スプレッドの狭い「KIWAMI極口座」の誕生で大幅改善! - ストップレベルが高い
※現在はストップレベル撤廃! - 法人口座の開設は不可
- 完全信託保全ではない
- 銀行送金以外の入出金が使えない
- 取引しなければ口座維持費がかかる
- レバレッジ倍率が高いため資金管理の徹底が必要
- 口座残高が200万円を超えるとレバレッジ規制になる
↑ 特に大きなデメリットは赤線の部分
結論から言うと、XMは今まで「スプレッドが広い」という部分が一番のデメリットでしたが、
スプレッドの狭い新しい口座タイプ「KIWAMI極口座」の誕生でスプレッドの広さが改善!
そのため、現在XMに致命的なデメリットは無いと言えます。

ただし、XMには最悪資産を失う注意点もあるので、利用前の最終確認としてこの記事のデメリットに目を通しておくことをおすすめします。

この記事で書かれた8つのデメリットを見て問題ないと感じたら、XMの口座開設をオススメします!
公式サイト:xmtrading.com

- XM利用歴8年の現役FXトレーダー
- 金融ライター歴5年(過去大手メディアでも執筆実績あり)
- シンガポール法人経営者
英国ハーフの現役FXトレーダー。海外大学に進学した後にサークル活動をきっかけに投資を始める。在学中に数百万の損失を経験するも全ての借金を投資で完済。証券会社への就職を経て個人投資家として独立。現在はシンガポールでの投資家×起業家の二刀流として活動。この記事ではXMを8年間利用した筆者が実際に利用した人にしかわからないデメリットを包み隠さず公開します。
もくじ
1. XMの隠れた8つのデメリット・リスク
スプレッドが広い(スプレッドの狭い「KIWAMI極口座」の誕生で改善!)ストップレベルが高い(※現在はストップレベル撤廃!)- 法人口座の開設は不可
- 完全信託保全ではない
- 銀行送金以外の入出金が使えない
- 取引しなければ口座維持費がかかる
- レバレッジ倍率が高いため資金管理の徹底が必要
- 口座残高が200万円を超えるとレバレッジ規制になる
海外FXで最も人気のXMですが、実は知らないとヤバイ8つのデメリットがあります。
ただし、8つのデメリットを許容できる人であれば逆に、XMでの取引をオススメできます。
あなたが本当にXMを利用すべきなのか、デメリットを詳しく見て判断すると良いでしょう。
1-1. スプレッドが広い(※11月にスプレッドの狭い「KIWAMI極口座」が誕生)

ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル | |
LANDFX | 0.8pips | 1.5pips | 1.8pips | 1.6pips | 0.8pips |
GemForex | 1.2pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.6pips | 1.2pips |
TitanFX | 1.33pips | 1.74pips | 2.45pips | 2.12pips | 1.2pips |
Milton Markets | 1.7pips | 1.6pips | 2.3pips | 1.8pips | 1.7pips |
AXIORY | 1.5pips | 1.7pips | 2.7pips | 2.1pips | 1.3pips |
Bigboss | 1.5pips | 1.9pips | 2.5pips | 1.8pips | 1.7pips |
iFOREX | 0.9pips | 1.7pips | 2.5pips | 3.5pips | 0.8pips |
HotForex | 1.7pips | 1.7pips | 3.0pips | 2.3pips | 1.2pips |
TradeView | 1.8pips | 1.9pips | 2.3pips | 2.6pips | 1.7pips |
XM | 1.6pips | 2.6pips | 3.5pips | 3.0pips | 1.6pips |
FXpro | 1.8pips | 2.4pips | 3.6pips | 3.0pips | 1.7pips |
FBS | 2.0pips | 3.0pips | 4.0pips | 3.0pips | 1.1pips |
TradersTrust | 2.0pips | 3.2pips | 3.7pips | 3.5pips | 1.8pips |
FXDD | 2.3pips | 3.0pips | 3.8pips | 3.5pips | 1.8pips |
iFC Mrkets | 1.8pips | 2.5pips | 5.5pips | 3.5pips | 1.8pips |
ironFX | 1.8pips | 2.6pips | 4.7pips | 4.9pips | 1.8pips |
instaforex | 3.0pips | 3.0pips | 7.0pips | 8.0pips | 3.0pips |
※スタンダード口座のスプレッド平均値で比較
XMで最も大きなデメリットは、比較的スプレッドが広いことです。
スプレッドが広いと、1回あたりの取引コストが大きくなってしまいます。
そのため、XMでは少ない利益で取引回数を増やして稼ぐスキャルピングでの取引は、コストが重なるためオススメできません。
一方、スイングトレードなど中期〜長期で稼ぐ手法の場合は、スプレッドのコストはあまり気にならないので、
XMで取引する人は、1回の取引で10pips以上の利益を目標とする、デイトレード・スイングトレードでの取引がオススメできるでしょう。
特に、XMではボーナスキャンペーンがお得なので「ボーナス×デイトレ」での取引が一番オススメです。
公式サイト:xmtrading.com
1-2. ストップレベルが高い(※2021年8月にストップレベルが0に!)
※2021年8月にXMのストップレベルが0に!

なんと2021年8月にXMの全通貨ペア・商品でストップレベルが撤廃されました。
今後は、指値・逆指値に制限なく快適に取引できるでしょう。
ストップレベルとは、指値・逆指値注文などの予約注文を設定する際に、現行価格から必ず離さないといけない値幅です。
つまり、ストップレベルが高い業者では、短期売買などで現行価格から近い価格で細かく指値・逆指値注文が設定できないことになります。
特に、XMでは他社に比べストップレベルが高く設定されています。
XM | HotForex | Gemforex | |
USD/JPY | 4pips | 3pips | 2pips |
EUR/JPY | 5.4pips | 5pips | 2.7pips |
GBP/JPY | 10.8pips | 5pips | 5.4pips |
EUR/USD | 4pips | 3pips | 3pips |
例えば、XMでドル/円の取引をする場合、ストップレベルが4pipsに設定されているので、現行価格が100.00円の場合、
- 100.04円(+4pips)以上
- 99.06円(−4pips)以下
でなければ設定できません。(成行注文の場合はどの価格でも約定可能です。)
そのため、ストップレベルの高さからもXMではスキャルピングでの取引に向いていないことがわかります。
逆に、スキャルピングに有利な口座の特徴としては、3つの条件が揃っていることです。
2. スプレッドが狭い
3. ストップレベルが0
3つの条件が揃っている業者としては、
3社がオススメできるでしょう。
1-3. 法人口座の開設は不可

XMでは法人口座がありません。
XMでの口座は全て個人口座になるので、FXでの利益が多い上級トレーダーは、
法人口座が開設できる業者を利用することがオススメです。
法人口座と個人口座の違い
個人口座 | 法人口座 | |
---|---|---|
所得の確定方法 | 確定申告 | 決算申告 (より複雑) |
赤字の場合の課税 | 課税なし (確定申告も必要なし) | 法人住民税7万円~が徴収 (決算申告の必要あり) |
損失繰越 | 不可 | 10年間 |
未決済ポジションの扱い | 所得に含めない | 所得に含める (決算書に記載する) |
経費の範囲 | 狭い | 広い |
損益通算 (損益の相殺) | 不可 | 可能 |
1-4. 完全信託保全ではない

厳密位に言うと、XMでの資金管理には信託保全はなく分別管理のみを実施しています。
ただし、分別管理だけではなくAIGグループの保険にも加入しており、ユーザーの資金に対し最大100万ドルまでの補償も設けています。
そのため、最大100万ドル(約1億1400万円)まで補償はありますが、トレード資金全額が対象になるわけではありません。
もちろん一般のトレーダーであれば1億円以上資金を預けるケースは少ないと思いますが、
プロトレーダーなど巨額の投資を行う方にとっては全額信託保全が無いのでリスクにもなります。
1-5. 銀行送金以外の入出金が使えない

XMでの入金・出金手段は、
- 銀行送金
- STICPAY
- biwallet
- クレジットカード類
4種類が利用可能ですが、XMで稼いだ利益分の出金ができるのは銀行送金のみ。
つまり、STICPAY・biwallet・クレジットカード類でXMに入金したとしても、入金額以上の利益分は出金することができません。
さらに、XMでは入金・出金時は必ず同じ手段を利用する必要があることから、銀行送金以外での入金は基本無意味です。
銀行送金では出金時に、送金手数料やリフティングチャージで手数料が最大4,000円かかってしまうので不利に感じます。
公式サイト:xmtrading.com
1-6. 取引しなければ口座維持費がかかる

XMでは90日間、入金や取引など一切しなければ休眠口座になります。
休眠口座になると毎月5ドルの口座維持費が残高から引かれます。
そのため、無駄な口座維持費を払わないためにも、XMでは最低3ヶ月に1回は取引を続けることが好ましいでしょう。
1-7. レバレッジ倍率が高いため資金管理の徹底が必要

XMでは海外業者の中でも888倍という、かなり高いレバレッジで取引できます。
たった1万円の資金でも888万円の取引ができてしまうので、初心者がリスクを考えずに取引してしまうと強制ロスカットで資金を失う可能性も高まります。
ポジションを持ちすぎて実効レバレッジが上がるほど、ロスカットの危険性も高まるので、資金管理や証拠金維持率の徹底が必要です。
もちろんXMでは「ゼロカットシステム」という仕組みにより、追証や借金は一切発生しません。(※海外FXでは破産の心配はありません。)
しかし、ゼロカットになってしまうと口座資金を全て失ってしまうことにもなるので注意しましょう。
1-8. 口座残高が200万円を超えるとレバレッジ規制になる

XMでは口座残高によって、最大レバレッジに規制がかかる場合があります。
口座残高 | 最大レバレッジ |
200万円未満 | 888倍 |
200万円以上 | 200倍 |
1,000万円以上 | 100倍 |
口座残高が200万円以上になると、最大レバレッジが200倍まで制限されることから、
レバレッジ制限されたくない人は、細かく出金し口座残高を調節するようにしましょう。
公式サイト:xmtrading.com
結論|8つのデメリットを苦に感じなければXMの利用をオススメ!
XMは特に「スプレッドが広い」「ストップレベルが高い」という2点が大きなデメリット。
それ以外のデメリットに関しては正直、トレード面で不利になることはないでしょう。
そのため結論としては、XMはスキャルピングで取引する人以外にはオススメすることができます。
もしあなたが、スキャルピングで取引したいなら、
3つのスキャルピングに有利な業者を利用することをオススメします。
尚、XMでは2022年現在、3種類のお得なボーナスキャンペーンを実施中。

- 口座開設だけでもらえる3,000円のボーナス
- 入金額に従って最大50万円まで資金が増やせるボーナス
- 取引する度に最大700円のポイントが貯まるボーナス
そのため、海外FXが初めての初心者でも今、XMで口座開設すればボーナスでお得に取引が始められるチャンスです。
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この記事に書かれた8つのデメリットを許容できる人は、今ボーナス期間中の口座開設でどこよりもお得に海外FXを始めることをオススメします。
この記事を最後まで読んだあなたが、XMのデメリットについて詳しく知り、本当に自分に合った業者なのか判断できれば幸いです。