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- XMTrading利用歴10年の現役FXトレーダー
- 金融ライター歴7年(過去大手メディアでも執筆実績あり)
- シンガポール法人経営者
英国ハーフの現役FXトレーダー。海外大学に進学した後、サークル活動をきっかけに投資を始める。在学中に数百万の損失を経験するも全ての借金を投資で完済。証券会社への就職を経て個人投資家として独立。現在はシンガポールでの起業と投資の二刀流で生活している。この記事では筆者や利用者の体験談、XMTradingのスタッフからの情報を元に安全性・評判・使い心地・他者との比較について包み隠さず公開します。
この記事をご覧のあなたは、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
- XMTradingで確定申告を行う際の具体的な手順を知りたい
- XMTradingの税金をできるだけ抑える方法が知りたい
- XMTradingの利益はどのタイミングで申告が必要になるのか気になる
この記事では、XMTradingの確定申告に必要な書類や手順、注意点についてわかりやすく解説します。
まず押さえておきたいのは、XMTradingで得た年間利益が20万円を超える場合、確定申告が必要になる点です。他に収入がない場合は20万円以下なら申告は不要ですが、副業や仮想通貨取引など、同じ「雑所得」に分類される収入との合計が20万円を超えると申告が求められます。
確定申告を怠ると、追加の税金や罰則が課せられる可能性もあるため注意が必要です。また、20万円以下でも住民税の申請義務はあるため、この点も見落とさないようにしましょう。
これから詳しく解説する内容を参考に、XMTradingでの取引利益を正確に申告し、適切な税金対策を行いましょう。
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
もくじ
XMTradingの確定申告はいくらから?
XTradingMでの確定申告が必要となる金額は、職業や他の収入状況によって異なります。この記事では、XMTradingの利益がどの程度から申告義務の対象になるのか、具体的にわかりやすく解説していきます。
給与所得者:利益が年間20万円以上から必須
給与所得者とは、会社員、公務員、パート、アルバイトなど、働き先から給料や報酬を受け取っている人を指します。これらの方々が給料以外の収入を得ている場合、その収入の合計額が20万円を超えると確定申告が必要となります。
特に注意が必要なのは、複数の投資サービスを利用してFXや株式取引を行っている方です。異なるサービスを利用していても、利益の合計が20万円を超える場合は申告の義務が発生します。また、駐車場経営やマンション運営、フリマサイトでの販売利益など、給料以外で得た収入も合算される点に注意しましょう。
さらに、複数の会社から給料を受け取っている場合も、合計額が20万円を超えると申告が必要です。パートやアルバイトを掛け持ちしている方は特に気をつける必要があります。
また、家庭環境や就労状況が途中で変わるケースでも、場合によっては確定申告が求められることがありますが、基本的には給与所得者の場合「20万円以上」が目安となります。確定申告が必要な条件をしっかり確認しておきましょう。
非給与所得者(学生・個人事業主):利益が年間48万円以上から必須
個人事業主には、FX取引を主な収入源とする専業トレーダーや、フリーランスとして働く人、専業主婦(夫)、学生などが含まれます。特定の会社に所属せず、給料ではなく報酬で収入を得ている方が該当します。
このような方々は、年間の利益が48万円を超える場合、確定申告を行う必要があります。
XMTradingを含む複数のFXサービスを利用している場合でも、各サービスで得た利益を合計し、それが48万円を超える場合は申告が必要です。利益を合算してしっかり把握しておくことが求められます。
利益に含まれるのは、FXの収益だけでなく、不動産経営による収入や印税、講演料など、利益として計上される全ての収入です。ジャンルの異なる仕事を掛け持ちしている場合や、複数の収入源がある場合は、日常的に収益を管理することが特に重要です。
万が一、申告が必要なのに行わなかった場合、本来の税額に加えて追徴課税が課される可能性があります。正確な管理を行い、適切なタイミングで申告するように心掛けましょう。
給与所得が2,000万円以上:損益に関係なく必須
給与所得が年間2,000万円を超える場合、法律に基づき確定申告を自ら行う必要があります。
この収入を超えない場合は、通常、勤務先の企業が年末調整を通じて税金や控除の手続きを一括で処理してくれます。しかし、2,000万円以上になると企業側で年末調整ができなくなり、納税額の計算や控除の申請手続きをすべて自身で行わなければなりません。
会社員の確定申告が必要となるケースは、一般的に給与収入が2,000万円を超えた場合か、その他の特定条件を満たす場合に限られます。一方、フリーランスや個人事業主は年間48万円以上の所得がある場合に確定申告を行う必要があるため、この点で会社員とは異なります。
確定申告を行う際は、所属する企業から保険料控除証明書や配偶者控除関連の資料などが必要です。
これらの書類をスムーズに揃えるためには、早めに企業の担当部署と連絡を取り、必要な手続きについて確認しておくことが重要です。特に申請期限が近づくと、企業の対応が混雑しやすくなるため、計画的に準備を進めることをお勧めします。
XMTradingでの確定申告に必要な書類
XMTradingの確定申告に必要な書類をここでは詳しく解説していきます。
マイナンバーカード・本人確認書類
確定申告の手続きを行う際には、本人確認のための書類が必要です。例えば、マイナンバーカードや個人番号通知書、住民票が該当します。
ただし、住民票を使用する場合は、運転免許証やパスポートなど、別途本人確認書類を準備する必要があります。
もしマイナンバーカードを持っていない場合でも、税務署の窓口や郵送で申請を行う際には、個人番号通知書に加え、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が求められます。
このように複数の書類を揃える必要があるため、マイナンバーカードを発行しておくと手続きがスムーズになります。
すでにマイナンバーカードを持っている方でも、紛失した場合は再発行に約2か月を要するため、申告期間が始まる前に手続きを済ませることをおすすめします。特に、申告の繁忙期に税務署を訪れる手間を省ける点は、マイナンバーカードの大きな利点の一つです。
さらに、マイナンバーカードがあれば、インターネットを通じてスマホから簡単に申請ができます。家にいながらパソコンで作成した書類をオンラインで提出することも可能です。
一方、マイナンバーカードがない場合でも、IDとパスワードを利用すればスマホから申請ができますが、この方法は現在のところ暫定的な措置として運用されています。
源泉徴収票
給与所得がある方の場合、確定申告の際には源泉徴収票が欠かせません。源泉徴収票とは、年間の給与所得や税額などが記載された書類で、勤務先の会社から発行されるものです。
この書類は申告時に提出する必要はありませんが、給与所得の金額を入力する際に参照するため、事前に手元に準備しておくことが重要です。また、年内に転職をした方は、現在の職場だけでなく、以前の職場から発行された源泉徴収票も揃えておく必要があります。
申請の際に正確な情報を記入するために、忘れずに全ての源泉徴収票を確認しましょう。
各種控除の証明書
社会保険料や医療費、住宅ローンなどの控除に関連する証明書類は、確定申告時に提出の必要はありません。ただし、後日調査が行われた際に提示を求められる場合があるため、しっかりと保管しておくことが大切です。
これらの控除証明書を活用することで、所得税や住民税の節税効果が期待できます。申請を怠ると節税の機会を逃してしまうため、該当する控除がある方は忘れずに申請手続きを行いましょう。
経費の領収書
海外FX取引に関連する費用は、必要経費として計上可能です。確定申告時にこれらの領収書を提出する必要はありませんが、税務調査などで確認を求められる場合があるため、適切に保管しておくことが重要です。
経費として認められる主な費用には、以下のものがあります。
- 通信費:取引に使用するスマートフォンやWi-Fiの利用料金など。
- 住居関連費用:取引スペースとして自宅を使用している場合、家賃や光熱費の一部を按分して計上可能です。
- 取引手数料:FX取引に直接かかる手数料。
- 学習費用:FXに関するセミナー参加費や書籍購入費用。
- 設備費用:取引に使用するパソコン、ディスプレイ、机、椅子などの購入費用。
- 専門家への相談料:税理士への相談料や確定申告書の作成費用。
- 交通費・宿泊費:取引や学習のための移動や宿泊にかかる費用。
- 交際費:取引に関連する人々との打ち合わせや情報交換のための飲食費など。
- 消耗品費:文房具や事務用品など、取引に必要な消耗品の費用。
これらの費用を経費として計上することで、課税所得を減らし、節税につなげることができます。
ただし、経費として認められるためには、FX取引との関連性を明確にし、合理的な範囲で計上することが求められます。不適切な経費計上は税務署から指摘を受ける可能性があるため、注意が必要です。
また、家賃や光熱費など、プライベートと業務で共用している費用については、業務使用分を合理的に按分して計上する「家事按分」が必要です。詳細や具体的な按分方法については、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
適切な経費計上と領収書の保管を徹底し、正確な申告を心掛けましょう。
年間取引報告書
年間の取引履歴も確定申告時に必要な資料の1つです。この履歴は、MetaTrader 4またはMetaTrader 5を利用して簡単に確認およびダウンロードできます。具体的な手順は以下の通りです。
まず、MetaTrader 4またはMetaTrader 5にアクセスして、XMTradingのアカウントにログインしてください。次に、画面下部に表示されている「ターミナル」部分の「口座履歴」タブをクリックします。
口座履歴の画面が開いたら、表示されたページのいずれかを右クリックし、「期間のカスタム設定」または「期間指定」を選択します。続いて、確定申告に必要な期間を指定して「OK」を押します。(例:1月1日から12月31日まで)
対象期間の履歴が画面に表示されたら、再度右クリックをしてメニューを開き、「レポート」または「レポート保存」を選択します。その後、Excel形式またはHTML形式でデータを保存してください。
このように取得した年間取引報告書は、確定申告時に必要な資料として活用できますので、忘れずに準備しておきましょう。
XMTradingでの確定申告の手続き方法4種類を紹介
では、XMTradingの確定申告はどのような方法でできるでしょうか。こちらでは全部で4種類のやり方について説明していきます。
国税庁のHPで書類作成をする
最も手軽な確定申告の方法として、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用して書類を作成し、e-Taxで提出する方法があります。この方法は会計ソフトを登録する必要がなく、税務署に足を運ぶ手間も省けるため、特におすすめです。
必要な数値を入力するだけで自動的に計算が行われるため、初めて確定申告を行う方でも簡単に手続きができます。また、副業をしていないなど、申告内容が複雑でない場合には、この方法が最適です。
申告する内容が増えて作業が煩雑になる場合は、市販の会計ソフトを活用することも検討すると良いでしょう。
会計ソフトで書類作成をする
もう1つの方法は、会計ソフトを活用して確定申告書を作成し、e-Taxで提出するやり方です。これは、副業など複数の収入がある場合に特に便利な手段です。
海外FXの収入だけであれば国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で十分ですが、申告内容が複雑な場合は会計ソフトの利用を検討すると良いでしょう。
よく使用されている会計ソフトには、マネーフォワードクラウドやfreeeがあります。必要な情報を入力するだけで、自動的に申告書が作成されるため非常に効率的です。
さらに、これらのソフトには初心者向けの解説ガイドが用意されており、初めて確定申告を行う方でもスムーズに手続きが進められます。
申告作業の手間を減らしたい場合や、複数の収入源がある場合は、会計ソフトを活用してみましょう。
税務署で直接書類作成をする
もう1つの選択肢は、税務署に直接出向き、職員と一緒に書類を作成してその場で提出する方法です。この方法は、インターネットに慣れていない方や、誰かにサポートしてもらいながら確定申告を進めたい方に向いています。
税務署では職員に質問しながら書類を作成できるため、税金に関する具体的なアドバイスを直接受けたい場合にも便利です。ただし、確定申告の時期には非常に混雑し、長時間待たされることが多いため、スケジュールに余裕を持つ必要があります。
さらに、持参した書類に不備があると再度訪れる必要があり、手間がかかる場合があります。そのため、事前に必要書類をしっかりと準備し、間違いのないよう注意しましょう。
最近では、YouTubeなどで確定申告の具体的な手順を解説している動画も多く公開されています。まずは動画を活用して基本を学び、効率よく申告作業を進めることをおすすめします。
税理士にお願いする
最後に、税理士に依頼する方法があります。確定申告を自分で行う時間が取れない方や、特に手続きが多い経営者にとっては、税理士のサポートを受けるのが最適な選択肢です。
ただし、税理士に依頼すると、顧問料として年間数十万円かかることが一般的です。そのため、海外FXの確定申告のみを依頼するのは費用対効果が低い場合があります。
確定申告は一度経験すれば、次回以降はスムーズに感じることが多いので、まずは自分で手続きを試してみることをおすすめします。
税理士を利用するかどうかは、申告の内容や自分の時間的余裕を考慮して決めましょう。
XMTrading確定申告の記入方法・書き方
この記事では、XMTradingの確定申告を行うために最もおすすめの方法である、国税庁の公式ウェブサイトを利用して書類を作成し、e-Tax(スマホ対応)で税務署に提出する方法を詳しく解説します。

国税庁の公式サイトにある「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、画面上の「作成開始」をタップして申告書の作成をスタートします。

税務署に提出する方法を選ぶ際には、いくつかの選択肢があります。マイナンバーカードをお持ちの場合は、「スマートフォンを使ったe-Tax」が非常に便利でおすすめです。この方法なら、送料や書類の添付が不要で、手続き後の反映もスピーディーです。
特に、青色申告を行う個人事業主の方は、e-Taxを活用することで最大65万円の控除を受けられるため、ぜひ利用を検討してください。
一方で、マイナンバーカードをまだ持っていない場合は、書類を印刷して税務署に直接提出する方法もあります。また、今後マイナンバーカードの利用がさらに広がる可能性があるため、早めに取得しておくと便利です。

次に、申告書の種類を選びます。事業所得や不動産所得がある場合は、「決算書・収支内訳書(+所得税)」を選択してください。まず、決算書や収支内訳書を作成した後に、所得税の申告書を作成する流れになります。一方、それ以外の方は「所得税」を選択すれば問題ありません。

次のステップでは、スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールし、QRコードを読み取ります。


事前にマイナポータルの利用者登録が済んでいる場合は「マイナポータルと連携する」を選びましょう。登録がまだの方は、「連携しないで申告書等を作成する」をタップして進めてください。QRコードを読み取った後、次の手続きに移ることができます。
次に、スマートフォンを使ってマイナンバーカードの読み取りを行います。「スマートフォンで読み取り」を選択し、スマホをカードの上に置いて本人確認を完了させてください。
これでマイナンバーカードの連携が完了します。続いて、「申告書等を作成する」をタップし、確定申告書の作成を始めましょう。
ここからは早速ですが、確定申告書の作成を開始します。
「次へ進む」を押して手続きを進めてください。その後、申告書の提出方法を選択します。スマートフォンで提出する場合は、「e-Taxにより税務署に提出する。」を選びましょう。また、申告内容に関する3つの質問にも忘れずに回答してください。

次に、それぞれの所得を入力します。会社員としての給与は「給与所得」に、海外FXの利益は「雑所得」に記載してください。さらに、開業届を提出している個人事業主で副業の収入がある方は、「事業所得」を忘れずに入力しましょう。
海外FXについては、種目を「その他」に設定し、「証拠金取引」と入力してください。「業務に該当しますか?」の質問には「いいえ」を選びます。その後、利益と経費を記載しますが、源泉徴収税額の入力は不要です。

所得が発生した場所や報酬の支払者には、海外FX業者の名称と住所を入力します。上の画像を参考にして記載してください。複数の業者がある場合は、「続けてもう1件入力」を選んで、必要な情報を追加しましょう。
業者名:Tradexfin Limited
住所:Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles(法人番号入力部分)
海外FX業者:XMTrading(氏名・名称入力部分)

給与所得のある会社員は、必ず入力を行いましょう。会社から受け取った源泉徴収票を用意し、画面の案内に従って数字を入力してください。

また、株式投資や国内FXで利益が発生している場合も申告が必要です。ただし、株式投資で源泉徴収ありを選択している場合は申告不要です。国内FXの利益については、「先物取引に係る雑所得等」の欄に記載してください。
次に、控除の入力を行います。
会社員の場合、源泉徴収票に記載された社会保険料を必ず入力してください。また、ふるさと納税をした方は「寄付金控除」の欄に入力しましょう。すべての情報を入力し終えると、納付金額が表示されます。
次に、住民税の支払い方法を選択します。
「住民税・事業税に関する事項」をタップして、選択画面に進みましょう。会社に知られたくない場合は、「自分で納付」を選んでください。
もし「自分で納付」にチェックを入れないと、住民税が増えて会社に知られてしまうことがあります。少額の場合、バレるリスクは低いですが、自分で納付する方法が推奨されます。
最後に、e-Taxを利用して税務署に申告書を提出します。
まず、マイナンバー(12桁)を入力し、作成した書類を「帳票表示・印刷」で確認します。決算書などの送信方法は「上記以外」を選び、マイナンバーカードの認証方法には「QRコード」を選択します。
その後、「送信を実行する」をタップすれば、確定申告書が税務署に提出されます。
内容に間違いがないか再確認し、提出が完了したら手続きは終了です。これでXMTradingの確定申告は完了です。確定申告に関する詳細やよくある質問は、国税庁の公式サイトで確認できますので、初めての方は参考にしてみてください。
XMTrading確定申告に関する注意事項
ここでは、XMTrading確定申告に関する注意事項をそれぞれ詳しく解説していきます。
非常に重要な部分になりますのでちゃんと把握しておきましょう。
確定申告が不要な場合でも利益がある場合は住民税の申告が必要
利益が20万円以下の場合、確定申告は不要ですが、住民税の申告が必要なケースがあります。いわゆる「20万円ルール」に該当し、確定申告を行わない場合は自治体での手続きを忘れないようにしましょう。
確定申告は所得税に関する手続きであり、20万円以下の利益であれば免除されます。しかし、住民税は利益が1円でも発生すれば申告が求められ、支払わない場合は法律違反となる可能性があります。知らない方も多いですが、注意が必要です。
なお、確定申告を行えば、住民税の計算も一緒に進められるため、別途手続きは不要です。ただし、確定申告をしない場合は住民税についての申告を忘れずに行いましょう。
損失の繰越ができないため過去の損益との通算は不可能
国内FXでは、事業で生じた損失が利益を上回った場合、翌年以降3年間にわたり損失を繰り越して控除できる「損益繰越」が利用可能です。ただし、海外に拠点を持つXMTradingなどの海外のFXサービスは、この制度の対象外となります。
海外サービスが対象外となる理由は、国内サービスと海外サービスで税金の種類が異なるためです。
国内のサービスは累進課税に分類され、海外のサービスは申告分離課税として扱われます。この違いにより、確定申告の際の記入欄も異なる点に注意が必要です。
また、国内サービスで発生した損失は翌年以降の利益と相殺可能ですが、海外サービスの利益には適用されません。そのため、海外FXサービスで得た利益はすべて課税対象となり、国内サービスの損失で差し引くことはできません。
さらに、国内サービスの損失を繰り越す場合、翌年以降の申告時に忘れずに記載することが重要です。他の収入がある場合、この手続きを行うことで節税効果を得られる可能性があります。
経費の領収書や年間取引報告書は一般の場合は5年間、青色申告者の場合は7年間保管が必要
XMTradingでの取引に関する経費の領収書や年間取引報告書は、一般の場合5年間、青色申告者の場合は7年間の保管が求められます。
確定申告の際には提出の必要がないものの、税務調査が行われた際に提示できるよう、しっかりと保管しておくことが重要です。
特に、申告に必要な書類は後から必要になる可能性があるため、一箇所にまとめて整理しておくと安心です。保管を怠ると、必要な場面で証明が難しくなるため注意しましょう。
確定申告で誤りに気付いた場合は速やかに訂正する
XMTradingに関する確定申告でミスに気付いた場合は、速やかに修正手続きを行いましょう。申告内容が過剰だった場合には、払いすぎた税金が還付されます。一方で、申告が不足していた場合は追加納税が必要です。
そのまま放置してしまうと延滞税が発生し、余計な出費がかさむ可能性があるため注意が必要です。申告内容を再確認し、間違いがあれば早めの対応を心がけましょう。
口座を複数保有している場合は全ての口座の損益を合算して確定申告をする
XMTradingには、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座、ゼロ口座の4種類があり、それぞれの目的に合わせて選択できます。確定申告時には、保有する全ての口座の利益と損失を合算して計算する必要があります。
たとえば、ゼロ口座で300万円の利益が出て、スタンダード口座で200万円の損失が発生した場合、差し引いた100万円が課税対象となります。どの口座を利用していても、XMTradingのマイアカウントから各口座の取引履歴を簡単に確認できるため、申告に必要な情報をまとめやすいのが便利です。
ただし、注意すべき点として、海外FXサービスの損益と国内FXサービスの損益通算は認められません。それぞれ別の収入として申告書に記入する必要があります。
複数口座を利用している場合も、各口座の利益や損失を正確に申告することで、控除対象となる部分を増やし、最終的に手元に残る利益を最大化できるようにしましょう。
他のFX業者で発生した損益がある場合それらの合計額が課税対象となる
複数のFXサービスを利用して損益が発生した場合、それぞれのサービスの利益と損失を合算し、損益通算を行った上で確定申告書に記入します。
たとえば、XMTradingで500万円の利益を出し、他のFXサービスで200万円の損失があった場合、課税対象となるのは差引き後の300万円です。
また、FXで得た利益は雑所得に分類されます。そのため、フリマやアフィリエイトで得た収入など、他の雑所得に該当する収入と一緒に申告する必要があります。
雑所得に分類されるもの同士であれば、損益を通算することも可能です。この点は、FXだけに限らない計算方法となるため注意が必要です。
さらに、雑所得が複数ある場合、各収入元や支払先ごとに金額を記載しなければいけません。どこからいくらの利益を得たのか、また損失を出したのかといった情報は正確に記録し、申告の際に活用できるように整理しておくことが重要です。
XMTradingのボーナスは課税対象外
XMTradingを利用する際の大きな魅力の1つとして、ボーナスやキャンペーンの充実が挙げられます。これらは取引資金として活用できますが、直接的な利益には含まれません。また、取引で獲得したポイントも利益には加算されていません。
申告時に使用するMetaTrader 4やMetaTrader 5の年間取引報告書にも、ボーナスやポイントの金額は反映されておらず、表示されている取引結果をそのまま記入すれば問題ありません。そのため、申告作業も比較的簡単に行えます。
ボーナスやキャンペーンで得た資金は、自分で入金した資金とは別に管理されていますが、取引には同じように使用可能です。XMTradingが定期的に提供するこれらの特典は、資金を増やすための大きな助けになるため、積極的に利用することが推奨されます。
ただし、注意が必要なのは、ボーナスやキャンペーンを利用して得た利益は課税対象になる点です。確定申告の際には、これらの利益も含めて正確に記載するようにしましょう。

出金可能なキャッシュバックは課税対象に含まれる
XMTradingが提供する豊富なボーナスキャンペーンは、基本的に課税対象外となります。しかし、出金可能なキャッシュバックは現金賞金として扱われるため、課税の対象となる点に注意が必要です。
また、取引で付与されるXMポイントについても、ポイントとして取引に利用する場合は課税対象にはなりません。ただし、ポイントを現金に交換した場合には課税の対象となります。この交換は、DIAMONDまたはELITEランクの利用者のみが可能です。
同じサービス内で提供される特典であっても、現金化や出金が可能かどうかが課税対象となるかの判断基準となります。そのため、ボーナスやキャンペーンを利用する際には、この点を意識しておくと良いでしょう。
さらに、課税対象となる取引については、MetaTrader 4またはMetaTrader 5の年間取引報告書に反映されていますが、申告を行う前に取引内容に誤りがないか確認することが推奨されます。

ゼロ口座の取引手数料は経費として扱うことができない
XMTradingで利用できる口座の1つであるゼロ口座は、スプレッドが最小0pipsと狭く、利益を出しやすい特徴があります。ただし、この口座で発生する1ロットあたり1ドルの手数料は必要経費として認められません。
ゼロ口座では、手数料が往復で発生します。つまり、取引を開始する際と終了する際の2回にわたり手数料が引かれるため、スプレッドが低い一方で、総合的にはやや高めの手数料がかかる仕組みになっています。
この手数料は発生時に口座残高から差し引かれ、年間取引報告書には総損益として反映されます。
一般的に、FX取引で発生する手数料は必要経費として計上できる場合が多いですが、ゼロ口座の場合は利益と相殺されて報告書に記載されるため、別途経費として申告することはできません。この点は、他の口座やFXサービスと異なるため注意が必要です。
ゼロ口座の手数料は取引結果に直接影響する重要な要素となるため、利用する際にはこの特徴をしっかり理解しておくことをお勧めします。

口座通貨が日本円以外の場合は円に換算して申告が必要
FX取引で得た利益を日本で確定申告する際には、必ず日本円に換算して申告する必要があります。ただし、この換算は申告する日のレートではなく、実際に取引を行った日の為替レートを基に計算する点に注意が必要です。
取引日当日の為替レートが不明な場合は、各金融機関の公式サイトなどで過去のレートを調べることができます。また、取引日が祝日や週末など市場が休業している場合には、直前の営業日のレートを用いて日本円に換算します。
XMTradingで取引口座を開設する際、基本通貨を日本円以外に設定している場合、後からその設定を変更することはできません。その場合は、新たに日本円を基本通貨とする口座を追加で開設する必要があります。
日本円を基本通貨に設定した口座は、国内での管理や確定申告をスムーズに進めるうえで便利です。まだ日本円口座をお持ちでない方は、この機会に新規開設を検討してみることをおすすめします。
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
XMTradingの確定申告に関してよくある質問
XMTradingの確定申告に関してよくある質問を集めてそれぞれ回答していきました。
- 海外FX業者と国内FX業者では、税制の仕組みに違いはありますか?
- XMTradingの確定申告は、いつ行う必要がありますか?
- 確定申告をしなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
- XMTradingの取引利益は、翌年以降に繰り越して申告することが可能ですか?
- スマホを使って確定申告の手続きを進めることはできますか?
- XMTradingで大きな利益を得た場合の税金の計算方法は?
- XMTradingの確定申告の具体的な手順や注意点は何ですか?
- 損失が出た年でも、確定申告をする必要はありますか?
- 確定申告にはe-Taxを使用しなければいけませんか?
- 国税庁のサイトへアクセスするには、どこから行けばよいですか?
- MT4/MT5を使用して年間取引報告書を出力する方法を教えてください。
- 国内FXと海外FXの損益を合わせて申告することは可能ですか?
- XMTradingで付与されるボーナスにも課税されるのでしょうか?
- XMTradingのゼロ口座で発生する取引手数料を経費として申告することはできますか?
海外FX業者と国内FX業者では、税制の仕組みに違いはありますか?
XMTradingのような海外拠点のFX業者は、累進課税制度が適用されます。累進課税では、所得額によって異なる税率が適用され、収入が増えるごとに税率も上がっていきます。
一方、国内に拠点を構えるFX業者では、分離課税制度が適用され、収入額に関係なく一律で20.315%の税率が適用されます。
この税率は、所得税が15%、住民税が5%、さらに復興特別所得税として0.315%が加算され、合計で20.315%となります。この分離課税制度は、収入に関係なく一定の税率が適用される点が特徴です。
累進課税制度が適用されるXMTradingなどの海外サービスでは、収入が少ない場合には比較的低い税率が適用される一方で、収入が多くなれば高い税率が課せられます。そのため、収入に応じて税金が変動する仕組みとなっています。
XMTradingの確定申告は、いつ行う必要がありますか?
XMTradingなど海外に拠点を持つFX業者を利用している場合、確定申告の提出期間は他の申告と同じく2月16日から3月15日までです。この期間内に、その前年(1月1日から12月31日まで)の収入や損失を計算し、税金を算出します。
確定申告の際、申告書にその計算結果を記入し、所轄の税務署に提出します。提出方法としては、直接税務署に持参、郵送、またはe-Taxを利用することができます。申告を終えたら、算出された税額を支払い、確定申告が完了となります。
ただし、この申告期間内に提出を忘れた場合、期限後申告となり、青色申告の特別控除が最大で10万円減額されるなどの罰則が課されます。さらに、申告を期限内に行わなかった場合、納税すべき額に対して15%から20%の加算がされることもあります。
また、税金の支払いを遅延させると、延滞税が課せられ、初めの61日間は年利2.6%、その後31日間は年利8.9%と、延滞税が重くなるため注意が必要です。
無駄な支出を避けるためにも、確定申告は期間内に行い、納税も忘れずに済ませることが大切です。
確定申告をしなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
毎年、確定申告を行う人は300万人以上に達していると言われ、税務署がすべての申告を詳細にチェックするのは現実的ではありません。
特に数億円規模で利益を上げた人々が主に調査対象となっており、XMTradingで数十万の利益を上げた程度では調査される可能性は低いと言えるでしょう。
とはいえ、インターネットの普及により、海外口座との取引が増え、XMTradingで得た利益も銀行口座に出金される必要があります。税務署は銀行口座の動きについて把握していると言われており、最近では海外の銀行との情報共有も進んでいるため、XMTradingの口座も監視の対象に含まれていると考えられます。
さらに、XMTradingが拠点を構えるセーシェル共和国は、脱税の防止のため、CRS(共通報告基準)に加盟しており、その国の非居住者が保有する口座情報が税務署に提供されます。このため、海外口座の取引も税務署に把握される可能性が高いです。
数十万程度の利益では税務署が注意を払うことは少ないですが、もし脱税が発覚した場合、社会的な信用を失うリスクが大きいため、確定申告を行い正当な手続きを踏むことをお勧めします。
XMTradingの取引利益は、翌年以降に繰り越して申告することが可能ですか?
海外に拠点を構えるXMTradingなどのFX業者は、損益繰越の対象外であることに注意が必要です。損益繰越とは、事業で発生した損失を翌年以降最大3年間にわたり控除できる制度ですが、これは国内で運営されているサービスにのみ適用されます。
国内サービスでは損益繰越が可能な一方、海外のFX業者は対象外です。そのため、申告の際には、負債の繰越に関して別途確認が必要です。
国内外のサービスで異なる点は、税制が異なることに起因しています。国内サービスは累進課税、海外サービスは申告分離課税となっており、この違いが影響しています。
さらに、確定申告の際、国内サービスと海外サービスでは記入項目が異なるため、正しい欄に記入することも重要です。海外FXで得た利益はすべて課税対象となるため、他の国内サービスで発生した損失と相殺することはできません。
国内FXの損失は繰越対象となるため、次年度に利益が発生した場合には、その分を申告書に記入しておくことが大切です。
スマホを使って確定申告の手続きを進めることはできますか?
確定申告は、パソコンだけでなくスマートフォンからも申請可能で、特にマイナンバーカードを簡単に読み取れる点が便利です。
スマートフォンを使う場合、マイナポータルアプリをインストールして、そこから確定申告作成コーナーにアクセスすることができます。
一方、パソコンを使用する場合は、国税庁の公式ウェブサイトにアクセスして、確定申告作成コーナーで必要事項を入力していきます。どちらの方法でも、最終的な申請はマイナポータルアプリを通じて行うため、パソコンとスマートフォンの両方にアプリが必要となります。
なお、申告の流れや記入内容に違いはないため、使いやすい方法を選んで申請することをお勧めします。スマートフォンを使えば、外出先でも手軽に申請できる利点もあります。
XMTradingで大きな利益を得た場合の税金の計算方法は?
1億円以上の利益を得る投資家の多くは、個人事業主や副業として投資を行うのではなく、税負担を軽減するために法人化しています。日本では、1億円以上の利益を得ると、税率が最高で45%に達し、例えば4,000万円の税金を納める必要があります。
このため、多くの投資家は法人化を選択し、法人税率である23.2%を適用して税金の負担を大きく減らすことができます。しかし、法人化による税制のメリットを享受するためには、安定した利益が必要であり、収入が不安定な場合、逆に税額が増加するリスクもあります。
また、さらに税金を軽減したいと考える投資家には、タックスヘイブンと呼ばれる国への移住が選ばれることもあります。シンガポールやドバイなどは、FX取引に対して課税がないため、移住先として人気です。ビデオ通話を通じて日本での仕事を続けるなど、海外に拠点を移しながらも日本の仕事を維持する方法もあります。
XMTradingの確定申告の具体的な手順や注意点は何ですか?
XMでの確定申告の手順については以下の通りです。
- 国税庁のウェブサイトで確定申告書を作成
- 給与所得と控除額を入力
- 雑所得の金額を記入
- 所得控除を適切に入力
- 住民税の情報を入力
- 必要な個人情報を記入
- 完成した申告書を税務署に提出
損失が出た年でも、確定申告をする必要はありますか?
海外FXにおいて損失が発生した場合、確定申告は原則として必要ありません。確定申告は利益に対して課せられる税金を支払うための手続きであり、損失が出ている場合は申告を行う必要がないからです。さらに、海外FXでの損失は翌年に繰り越して利益と相殺することもできません。
しかし、特定の条件下では確定申告を行うことで税金を軽減できる場合があります。例えば、雑所得の枠内で他の利益と相殺が可能な場合、確定申告をすることで海外FXでの損失を他の所得と相殺し、納税額を減らすことができます。
確定申告にはe-Taxを使用しなければいけませんか?
XMTradingの確定申告には「税務署で直接書類作成をする」、「税理士にお願いする」など、e-tax以外でも書類を提出することが可能です。
国税庁のサイトへアクセスするには、どこから行けばよいですか?
国税庁のサイトは以下からアクセスできます。
国税庁公式サイト:https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
MT4/MT5を使用して年間取引報告書を出力する方法を教えてください
MT4やMT5で年間取引報告書を作成するには、以下の手順を実行します。
- まず、MT4またはMT5を起動します。
- 次に、「口座履歴」のタブをクリックします。
- 表示する期間を指定して設定を完了します。
- 最後に、必要なレポートをダウンロードしてください。
国内FXと海外FXの損益を合わせて申告することは可能ですか?
国内FXと海外FXでは損益通算ができない仕組みになっています。
その理由は、国内FXが申告分離課税の対象であるのに対し、海外FXは累進課税が適用されているからです。
また、片方が損失を出していても、もう片方の利益が一定額を超えた場合には確定申告が必要になるため、注意が必要です。
XMTradingで付与されるボーナスにも課税されるのでしょうか?
XMTradingのボーナスには税金が課されることはありません。
口座開設や入金時に付与されるボーナスは、証拠金として取引に活用できるものの、ボーナスそのものを出金することはできないため、課税対象外となります。
XMTradingのゼロ口座で発生する取引手数料を経費として申告することはできますか?
一般的に、FX取引で発生する手数料は必要経費として申告可能ですが、XMTradingのゼロ口座ではその手数料が利益と相殺されて年間取引報告書に記載されるため、別途経費として申告することはできません。
多くのFXサービスでは手数料を必要経費として計上できる場合が多いですが、XMTradingのゼロ口座で発生する手数料はその対象外となる点に注意が必要です。
XMTradingの確定申告について|まとめ
XMTradingで年間利益が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。
「海外FXだから見つからない」や「少額なら問題ない」と考える人もいますが、税務署には取引情報が把握されているため、必ず申告しましょう。無申告が発覚すると、追徴課税や最悪の場合脱税として刑事罰を受けるリスクがあります。
確定申告の方法は以下の4つがあり、手続きは近年簡便化されています。特に国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、無料でオンライン提出が可能です。
- 国税庁のHPで書類作成をする
- 会計ソフトで書類作成をする
- 税務署で直接書類作成をする
- 税理士にお願いする
忙しい場合は税理士に依頼する方法が便利ですが、費用がかかる点に注意が必要です。また、自分で手続きしたい場合は税務署で職員に教えてもらいながら申告するのも良いですが、窓口での待ち時間が発生することがあります。
日本人トレーダーから高い支持を受けている海外FX業者については、「海外FX業者おすすめランキング」で詳しく解説しています。ぜひご覧いただき、参考にしてください。